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(回答先: 所有は権力の発生 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 6 月 12 日 22:46:25)
印度やネパールの毛派がもし外国が支援していたとしても、そもそも何故これらの地域の住民が毛派に走る方向性が何故毛派なのかといえば、貧富の差が非常に激しい地域だからだ。富を下層カーストに移行しようとすれば、上層カーストの反発は必ず受ける。没収なんて簡単にはできないだろう。パキスタンのブット大統領は社会主義的な政策が地主層から反発されて処刑された(アフガン内戦ですらソ連の侵略への住民の反発だけでなく、社会主義的政策への地主層の反発が引き金となった面もある)。ルムンバも白人支配層から反発されて虐殺された。カストロも何回もアメリカに暗殺されかけた。
「没収」という言葉では富裕層の反発を招く。そこで私はできる限り、8時間労働・労働基準の厳守、全国民の生涯学習権の保障、全国民への一律的な医療保障などで、全国民への一律的な年金給付などで、一部の人間への私有財産の集中に歯止めをかけるべきだと思っています。いくら現役時代に多く稼いだとしても、引退後働かないのは貧困層も富裕層も同じ。むしろ、蓄えの少ない貧困層こそかえって多くの給付を必要としているともいえる。しかし、これを財産の「没収」というと、反発を受ける。誰にも文句を言わせないためには、全国民への医療・教育保障の必要性を訴えるしかないと思います。