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(回答先: Re: 火星に行ったらどうなっていそう? <−− 横槍です 投稿者 健奘 日時 2006 年 6 月 11 日 22:51:56)
原始、自然はいかなる生き物の所有物でもなかった。
餌を取り合って強いものが餌にありつき生き延びるという事が行われてきただけ。
いつの時点か縄張りが発生した。
縄張りは空間を所有する概念の誕生だった。
人間は土地をめぐって所有を争ってきた。
権力による土地所有の時代
金による土地所有の時代と続いた。
金による土地所有は法律という権力によって守られている。
私有財産の不可侵だ。
元々は暴力的手段で宣言された土地所有が法律によって擁護された。
我々はこのような所有形態の変遷の後に生きている。
現在の所有実態は過去の争奪戦の結果としてあるのだ。
それは正当か?
暴力的社会から平和的社会へ移行する事を社会的進歩として考えるのであれば
暴力の結果として現れている所有実態に介入し、富める者から貧しい者へと富を移転しなければならない。
そのシステムを形成する事こそが真の革命である。
システムが富の再分配を不断に行うのであれば私的所有に執着する事は無意味になるだろう。
多く蓄えた者は没収されるのだから。
そうすると労働意欲が減退するか?
富を蓄積する為の労働(マネーゲームなど)が無くなるだけだ。
使用価値を生み出し他者に感謝される本来の労働が復権するだろう。
人類に幸福が訪れる。