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(回答先: 私的所有が何をもたらしたのかについて語るのが先でしたね。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 6 月 11 日 21:28:36)
私的所有、平等、とかは、近代になって、発明(意識化)した概念ですね。
それでは、人が、火星に進出してからは、これらは、どのように変化していますかね?地球にそのまま住み続ける人は、そのころ、所有、平等について、どのような概念を作っているでしょうね?
生命の維持、さらには、自分と同じ遺伝子を、より多く遺すという観点から見ると、現代の所有は、どのように相関するでしょうか?どうも、現代的所有は、遺伝子を遺す傾向とは、相容れない結果を出しています。(古くから、世界では、所有の少ない人ほど、子供が多い傾向があります。)
話を飛躍させると、現代的所有を集中させて、送り出した火星の人々は、そこで、人数を増やすとすると、結果的には、遺伝子をより多く、遺すことになっていますね。(本当に、どうなるかは分かりませんが。)
平等、というのを、何をもって、平等と定義するか、見方の範囲を変えると、異なった定義が可能になりそうです。(遺伝子を遺す観点からの平等、という見方もあるかもしれません。)生物は、われわれが理解している以上に、はるかに、したたかに作られていて、われわれが定義する概念の範囲は、極めて限定的だと思われます。
横槍でした。