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http://asyura2.com/0510/dispute22/msg/810.html投稿者 縄文ビト
＞ある意味言えることは、唯物論に対し逆側の考え方が観念論だと言えます。
ではどのように違うかと言いますと観念論は直感的なものを含み、最終的結論に行き着くまでの間に空白があることだといえるのではないでしょうか。
＞例えば観念論の代表的なものは「神」という考え方があります。
＞人間を存在させたものが神であり、当然万物を存在させた者も神であるわけです。では人間から神に行き着くまでの完全な論議が出来るでしょうか。どのような宗教家、例えばバチカンの法王といえども完全に１００パーセント神を信じていたとしても、人間と神を結びつける理論を組み立てることは出来ないでしょう。出来るとしたら我々にもそれが伝わるはずです。
＞信じるものが救われると言う言葉がありますが。信じる前にあの世があり神が存在するとはっきりと科学的に理論付けが出来れば、それは観念論とは言わないでしょう。逆に神の存在を科学的に理論付けができると言うことであればそれは唯物論になると考えます。
以下は追加文になります。
なぜなら我々が置かれているこの空間、この空間世界には現在までのところ考えられている物としては、空間・時間・物質という三点しか存在していません（空間・時間を存在と言えるのかどうかは別として）このことでは私が以前書きました時間と空間（表紙）を参照してください。
時間と空間(表紙)
時間と空間、これはどのように考えたとしても、時間と空間が無いという世界（状態）を考えることは不可能です。時間と空間は初めからあり最後まであるという、最初と最後という表現はおかしいのですが、どのようなことがあっても無いと言う状態は考えられないのです。当然その空間の中に存在する物質（物質の元になる素粒子）も、なぜ存在しているのかが解らないのですが、この我々が存在している半径１５０億光年と言われている宇宙空間、この宇宙空間がビックバーンという事件を経て出現する以前から、この無限の空間には時間・空間・物質（の元になるもの）があったわけです。
ただここでもう一つ付け加えるものがあるはずです、これは現在のところまだ言われていませんが、私が最初に言うことになりますが、この空間の中に時間・空間・物質の他にもう一つ「生命」のもとになるものがあったわけです。言い換えれば、時間・空間・物質・生命と言うことになります。
ただここで言えることは、私が半世紀ほど前に読んだ創価学会の、確か科学と宗教だと思いますが、そこにはこのような文章がありました。（生命は宇宙と共に存在し後でもなければ先でもない）これが学会の教義の真髄だと言えますが、ここでは生命が宇宙の誕生と同時だと説明しています。しかしまだ創価学会の考えの中には広大、つまり無限の中に置かれている小さな宇宙空間という考え方は無かったようです。生命を宇宙の発生と同時という考え方しかなかった。そしてそれは本来生命では無く生命の元となる物でしかないが。
生命の誕生はもっと後のことになる。しかし生命の元になるものは無限の空間の中に最初からあり、そして永遠に存在していることになります。条件さえそろえば現在我々が存在している宇宙空間の他に同じような宇宙空間が数多く存在していることになり、同じように生物がすむ環境があれば、この宇中空間の中にある地球と同じような生命体である生物が住んでいることになります。
ただここで重要なことは学会の教義の元となる、生命は宇宙の中に存在し、人間の死後また宇宙に戻って行く、そのことゆえ教義は正しいのだという説（何しろ私は半世紀前に読んだ本ですから現在は変わっているかも知れませんが）が有りますがここでは重大なことが抜けております。それは生命論を取ったとき、個別性という、生きるものにとって重大なことを導きだすことが出来ないからです。
私の死後、私でなければならない（個別性）それは私自身の死後は単なる生命体として存続するということではなく、私の死後は私でなければならないということです。出来ればこの問題で創価学会の人と議論できれば最高だと考えます。
ここで結論として言えることは『時間・空間・物質・生命』は無限の空間に初めからあったということです。
このように書いたときやはりそれは唯物論で導き出したものです。やがてその真偽は唯物論としての物理学が追っかけてくるでしょう。そして観念論か、科学的なものなのかを検証してくれるでしょう。
否定するも肯定するもそれは物理学としての唯物論を使ってくるでしょう
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。