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(回答先: 副島隆彦氏の、オプス・デイに関する《無知・無研究・思い込み》には、絶望を感じた 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 6 月 12 日 06:18:55)
バルセロナより愛を込めてさん
戦争板からこちらに来ました。
副島隆彦氏のダヴィンチ・コードの「解説」は私も読んでいまして、かなり呆れていましたので、バルセロナさんがなにか寸評を書いてくるだろうとは思っていました。
私としては、特に副島氏が公称"イルミナティ"についてヴァイスハウプトの創設で全てを了解してしまっているところに呆れていたわけですが。
グラバー同様、イルミナティ「創設」時に若干20代の人間がそんな大物のはずがない(笑)。
ヴァイスハウプトがイエズス会士であり、ロスチャイルドと近かったことなどは考慮したほうがいいと思っています。
また、物語の中で悪役とされているオプス・デイに対して善玉のイメージになっているシオン修道会についても、とてもそんなはずはないと考えます。
ダン・ブラウンの著作には明かな下敷きがあり、これは80年代に出版された「原著」の著者からも裁判を起こされていました。
http://www.asyura2.com/0601/bd43/msg/460.html
しかし、この「レンヌ=ル=シャトーの謎ムイエスの血脈と聖杯伝説」の一人である Michael Baigentは、メイソン団体の広報誌の編集者でもあるといった具合です。
http://www.freemasonrytoday.net/public/about-us.php
総じて、日本国内での宣伝体制も含めてメイソン的なプロパガンダが感じられ、キリストの「神聖」を否定する勢力の利にかなっているように見えます。
私は、このような勢力と「欧州と国連が主導のワンワールド」とは同じものに見えます。
このなかには、もちろんバチカンおよび国際金融層も入るでしょう。
ただ、このような結果を生む流れというのは、長いユーラシアとヨーロッパの歴史も見ないとならないとも言えると思います。
原始キリスト教の「単性説」や「キリスト教」の成立過程だの、コーカサスやハザールの歴史だの、ベネチアからオランダに至るある種族の動きだの・・。
バルセロナさん:『私は昨年の3・11一周年のマドリッド会議の際に、その内容の分析から、この10年くらいで、「悪役」を演じる米国とイスラエルが世界中を荒らしまわった挙句に散々憎まれて力を失い(イスラエルの場合は本当に消える可能性もあるし、米国は全体主義国家として内に引きこもる可能性がある)、その間に徐々に欧州と国連がワン・ワールドの主導権をとっていくのではないか、と感じました。』
この観測は私も同感です。似たような観点からは日本では、小林陽太郎周辺、緒方夫妻周辺、トヨタおよび経団連周辺の動きが気になります(CFR人脈とも言えますが)。
このような人たちと、ポーズの上では民主党がEU国連NWOのフロントと見ています。
ここには最後の草刈り場なのか、中国の問題が大きくなることになっているようです。
http://www.dpj.or.jp/seisaku/sogo/BOX_SG0057.html
また、阿修羅も含め所謂オルタナティブ・メディアや「平和勢力」に関しても「浸透」が激しくなっているようにも思いますね。
例えば、戦争板でもちらっと書いた、WingTVサイトを主宰しているヴィクター・ソーンは"New World Order Exposed"という本を書いていて、なかなかよく纏まった本だと思っていますが、この本の日本語版を出しているのが、副島隆彦氏なんですね。
なんと題名は「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」となっていて似ても似つかない。
しかも、原著の各章もシャッフルされていてかなり恣意的な構成に変更されています。
出版社の徳間がソーン氏とこのような契約をしてるのかもしれませんが、あまり例を見ない形になっています。
もし、多くの指摘どおり副島氏がなかば身から出た錆のために、信用を失うようなことがあれば(これはありそうなことですが)、源著者のソーン氏も纏めて信用を失うということにもなるでしょう。
この本の内容は、「彼ら」にとってはそういうことが起こって欲しい内容でもあると思います。
チャーリー・シーンがCNNで爆弾発言をしたり、アレックス・ジョーンズも全国区化?したり、「学者の会」がニューヨーク・タイムズを巻き込んだり、日本ではベンジャミン・フルフォードが露出したり奇妙なことが増えています。
これらのことは、少なくともバチカンEU国連NWOには追い風になるでしょう。
日本国内での平和勢力に関しても、グリーンピースのカバーが多く、最終的には社会主義インターナショナルに絡め取られるだろうことが透けて見えます。
また、ピースラリーにしても、必ず「呼びかけ団体」の中には社会主義インターの端末に加えて、エキュメニズム運動のフロントである世界宗教者平和会議のカバー組織がよく見られます。
http://www.wcrp.or.jp/
かなり雑談モードになりましたが、真実を追究する道はより狭くなっているというのが現実ではあると思います。
蛇のごとく聡くというのが理想でしょうか。