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(回答先: <元ナチ告白>ノーベル文学賞作家の自伝、売れ行き好調 [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 04 日 22:26:49)
グラスが「部隊」に在籍していたのは3ヶ月に過ぎない。
(過去の)完璧な人なぞいない、人はいろいろなものを引きずって歩く。
だから「文学」が成立するのだとおもう。
作品と、その筆者を同一視するのはどうかとおもう。
人の過去は変えられない。
それなら、そこから何かを将来に向けて学ぶという視線を含めて、議論が進められてしかるべきだ。
つまり、その、少年たちの「悲劇の再来を回避」するという視点だ。
それがなければ、どのおしゃべりも、低俗週刊誌を超えられぬ。
蛇足だけど、あちこちで、モラル(Moral)という言葉を、道徳として訳している。
辞書にもそう載っているけど、誤解を生む訳だと思う。
良心という言葉のほうが、日本語になじむ。
ドイツの戦後の「道徳」の体現者ではなく、ドイツの戦後の「良心」の体現者、、、
受け売りだけど、過去、グラスに批判された人たち、今こそ、「清算されていないツケ」を、チャラにしようとてぐすね引いている。
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