★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ45 > 654.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 軍票は軍隊へ給与として支払われたもので、戦時国債は三菱などの軍事産業に支払われたものなんすかね 投稿者 姫 日時 2006 年 8 月 29 日 00:27:40)
こんばんわ。
<戦時国債>
まず、戦時国債ですが、あくまで政府の発行です。郵便局が窓口だったようですね。
町内会が町内をまとめて購入させた例もあるでしょうね。この場合は、町内の家庭に割り振ってしまうわけですから、はっきりとした強制ですね。
時期的に重なるかどうか知りませんが、「愛国募金」などの募金もあったようです。日中戦争の初期には、胴体に「愛国号」とか「献国号」とか大書されてる軍用機の写真が多く残ってます。
なかには企業名が入ってる機体も見かけたような・・・・ (笑)
<軍票>
戦地(占領域)での「軍用の決済」にあてられるものですから、出征兵士の給料の現金給付も軍票でしょう。
兵士は、みな小遣帳を持ち、上官が使途をチェックしました。たくさん貯金して現金(軍票)を使わない兵士が良い子の兵士で、やたらと使う兵士は悪い子です。
小遣帳には上官の”使い道チェック、指導欄”があります。この欄で「指導」が多いと、出世に響きました。(笑)
衣食住保証?の占領地での下級兵士の現金(軍票)の使い道と言えば、食い物と**ですね。食い物は大した額ではありませんから、ほとんどはニポン軍御用達の**が使い道であります。
占領域での軍票の大口の使い道は、各級司令部の徴発だと思います。なにしろ師団だと1万人内外の食料を調達しなければなりませんから、それだけで大変な額になろうかと思います。
正確には知りませんが、大戦末期には数百万人の兵士が外地(占領域)にいました。その食料の大部分が現地徴発で行われました。支払いは全て軍票です。(支払いせず強奪したものもあります)
二百万人を一ヶ月食わせるのに、どれだけの額が支払われたことか・・・
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ45掲示板