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(回答先: ジダン選手の頭突きで「なぜ?」と衝撃の仏国民=本人は2-3日中に説明へ [ライブドア・ニュース] 投稿者 white 日時 2006 年 7 月 11 日 16:17:26)
□沈黙のジダン チームメートがマテラッツィを糾弾 [ワールドサッカープラス]
http://www.sponichi.co.jp/wsplus/column_wc/08801.html
沈黙のジダン チームメートがマテラッツィを糾弾
[06.07.10]
Text / RAF CASERT
(C) AP
「死ぬときはみんな一緒に!!」
決勝戦を前にして、フランス代表の秘密のモットーを公にしたのは主将ジネディーヌ・ジダンだった。そのジダンがチームではなく個人の報復を選び、誰よりも早くチームから消え去っていった。彼の中にわき起った怒りという感情の理由は何か?またリーダーによって突き離されたフランス代表のチームメートは、何を思ったのだろう。
フランスの最も偉大な選手は、金色のトロフィーの代わりにレッドカードを最後の経歴に刻んでしまった。
「偉大な選手がこんな大舞台の中、レッドカードで経歴を閉じたんだ。本来ならば決勝に勝ってジダンは5分間のスタンディング・オベーションを受けていたはずだ。それだけに悲しいんだよ」と語ったのはレイモン・ドメネク監督。
ドメネク監督は、昨年のW杯欧州予選ですでに代表引退していたジダンを復帰させ、今大会は彼中心のチームを構築し、決勝までこぎつけていた。その過程でここまで、数多くの非難を浴びてきたフランスは、戦術や選手起用の批判ももとより監督、選手間の不仲まで暴露され、チームは崩壊寸前だった時期もあるほどだ。それだけにジダンというシンボルは重要な意味を持っていた。
他のチームメートたちは、あのような形でジダンの一流の経歴を終わらせたマテラッツィに避難を浴びせる。まずはDFウィリアム・ギャラス。
「10人になったってオレたちの勝利への意欲は衰えなかった。あんなことをしても無駄だったんだ。あいつの顔を見かけたら、オレがぶん殴ってやるよ」
次にダビド・トレゼゲ。彼はPKをミスしたが、ジダン退場で動揺したせいにはできないと語り、むしろ言葉にできないような無礼な振る舞いだったマテラッツィを糾弾する。
「ジズーは顔を上げて大会を去ればいいんだ。あいつ(マテラッツィ)はカップを勝ち取ったかもしれないが、胸を張ることはできないだろう?サッカーよりも大切なものが人生にはあるってことだ」
一方、そのシーンを目の当たりにしていたイタリア人も、ジダンが報復行為でキャリアを無にすることが理解できなかった。リッピ監督は「実に不思議だ。彼がこのように経歴を終了するとは」といぶかしみ、MFアンドレア・ピルロは「たぶんナーバスになっていたか疲れていたんだと思う。本能で反応してしまったんだろう。それでもジダンはジダン、カンピオーネ(偉大な選手)であることは間違いない」と語る。
ジダン自身はいまのところ何も発していない。大会前のキャンプ中に無慈悲な批判を繰り広げるフランスメディアと衝突して以来の変らない姿ではあるが、ほかのメディアに対しても同様だ。ジダンが語らないとすれば、もう1人の当事者へ当然目は行く。
W杯を勝ち取り、決勝戦でイタリア唯一のゴールをあげたにも関わらず、マテラッツィのもとには彼が“何を言ったか”を求める記者、ジャーナリストが殺到した。しかし彼はその回答を拒絶して、「バイバイ、じゃあね」と叫んで去って行った。
今大会を持って現役を引退するジダンが何試合の出場停止になるかなどは、どうでもいい。この真相をいつ明かすのか、誰が明らかにするのか…。偉大なキャリアの汚点をいつか晴らしてもらいたいものである。
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