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(回答先: サッカーW杯ドイツ大会 自信と孤独と 中田英の挑戦 約束の場所、目線は前へ 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 6 月 19 日 06:21:14)
日本−クロアチア戦 各国報道
川口絶賛「芸術的」/攻撃陣酷評「無能」
日本−クロアチア戦について欧州各国メディアは19日、日本攻撃陣を酷評しジーコ監督に同情する論評などを掲載した。
≪イタリア≫
スポーツ紙コリエレ・デロ・スポルトは「かわいそうなジーコ」との書き出しで、ジーコ監督を「中村以外は才能のないチームの監督に当たってしまった。しかも最後の希望は母国との対戦にかかってしまった」とし、「母国ではペレに一番近かった人間にとって、この運命はひどい」と指摘した。
ガゼッタ・デロ・スポルトも「攻撃の4人はシュートしようとしない。日本選手はゴール前20メートルで姿を消す」と評した。
≪ドイツ≫
独大衆紙ビルトは0−0の一戦を演劇の「お別れ公演」に見立て「両チームとも16強入りはあきらめなければならない」と指摘し、Jリーグでも活躍したリトバルスキー氏がテレビ解説で、柳沢が絶好機を逃した場面について往年の名FWルディ・フェラー氏の名を挙げ、「フェラーなら足にギプスをしていてもゴールを決められた」と酷評したことも紹介した。
一方、PKを止めたGK川口を絶賛し「日本人は川口に感謝すべきだ」(ベルリナー・ツァイトゥング紙)と評価した。フランクフルター・アルゲマイネ紙は「芸術的なダイブ」と絶賛、ウェルト紙は「センセーショナルなセーブ」と伝えた。
≪クロアチア≫
各紙とも「400万人が失望」(ユタニ・リスト紙)などの大見出しで伝えてクロアチア代表のできの悪さを批判する一方、日本の中田英らの健闘を評価した。
スポルツケ・ノボスチ紙は「日本の中心は中田英」と報道。ベチェルニ・リスト紙は「日本の中盤は素晴らしかった」と称賛する一方、「問題は良いFWがいないこと」と指摘した。ビエスニク紙はジーコ監督の戦術を評価し、加地の名前を挙げて「青いサムライ」のカウンター攻撃は速く危険だったとしたが、シュートの際の集中力と技術を欠いたと分析した。
≪その他≫
日本攻撃陣への酷評ぶりでは、欧州スポーツ専門局のユーロスポーツが柳沢の名を挙げ、「ミスしようのないチャンスでミスした」「信じられないことに、大きく開いていたゴールマウスの前から見当違いの方向へボールを突き刺した」。AP通信も「見当違いの方向へのシュート」「攻撃陣の無能ぶりが日本をクロアチアと同じ場所(1次リーグ敗退)へ導く」などと伝えている。
イギリスのBBCも柳沢のミスに触れ「最大のチャンスに近づきながら4ヤードの位置から大きく外した」と報じた。
≪FIFA≫
FIFA公式HPのマッチリポートは、柳沢が外した場面について「大きく口を開けるゴールへなぜか入れることができない」と評し、「このドローは両チームにとっては打撃だがブラジルと豪州は喜んでいるだろう」と総括した。
FIFA技術委員のジム・セルビー氏(豪州)は日本のFW陣全体を批判し「スペースでボールを受けてもシュートを外したりトラップミスしたことに不満が残る。このレベルで、あのようなチャンスで失敗することは許されない」と評した。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/20soc002.htm
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