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(回答先: 日本を応援できない理由 [映画のなかの人生、映画のような人生] 投稿者 white 日時 2006 年 6 月 13 日 00:08:18)
□虚無の4年を明らかにした完敗 [西郷どんのスポーツ日記]
http://ameblo.jp/ssas-saigo/entry-10013564716.html
虚無の4年を明らかにした完敗
3−1。
もちろんこの得点差が、日本と豪州の実力差を示しているとは思わない。
だが、この数字に直結する両チームの差はある。
監督の差だ。
世界の名将・ヒディンクに対し、ジーコは選手としてはスーパースターだが、監督経験は無いに等しかった。
経験の差はこの際あまり問題とは言わないが、この4年を見ればジーコの実力がよく分かる。
自分が本当に信用した選手しか使用しない勇気のない采配、いくら経っても進歩を見せない左・三都主、中央・宮本の4バック・・・。
この日も采配は迷走した。
試合終盤のリードをしていた時間帯、豪州の追い上げの気配を見、ジーコは選手を替えた。
個人的に、あの時間帯で投入すべき選手は小野ではなく巻だと思う。
巻はFWだが、守備面での貢献度は大きい。
184cmという身長をもってすれば、豪州のパワープレーにもどうにか抗す事ができるのだ。
だが、ジーコはそれをしなかった。
いや、むしろそこまで柔軟に考えが及ばなかったから、できなかったというのが正しかろう。
個人的には、本当にヒディンクに感謝したい。
この日本の4年間が、日本にとっていかに無駄で空虚で低レベルな事だったかを、10分足らずで教えてくれたのだから。
暗黒へと続く最初の日
「ドーハの悲劇」以来、日本サッカーは順調に進んできた。
イランを破ってW杯初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」、3戦全敗に終わったフランス大会、日韓共催大会・・・。
今となっては本当に良い思い出である。
去年の元日、「天皇・川淵三郎」は夢のような「川淵ドクトリン」を発表した。
10年で世界のトップ10に入り、2050年に日本でW杯を単独開催を行い優勝すると。
が、今日の敗戦で、少なくとも今後10年のビジョンは真っ暗になった。
進歩しないまま、日本サッカーのこの4年間の停滞が白日の下に晒された。
若手の少ない現メンバー、豪州のAFC加入の鑑みれば、2010年の南アフリカ大会には出場すら危うい状況だ。
4年の停滞は、10年もの暗黒に繋がっていく。
思えば、74年W杯。
ブラジルはクライフ擁するトータルフットボールのオランダに完膚無きまでに叩きのめされた。
カナリア軍団がW杯を再び戴冠したのは、それから20年も後だった。
日本とブラジルは比べられるものではない。
だが、ただ一つの敗戦が、長期の停滞に直結する。
今も昔も変わらない、栄枯盛衰の流れである。
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