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(回答先: なぜ米国は、やすやすと中国を共産党の手に渡したのか?米国は中華人民共和国の生みの親であり育ての親だった 投稿者 TORA 日時 2006 年 5 月 23 日 12:49:23)
中国・ロシア・イスラム圏の人々が反米反ユダヤか親米親ユダヤかという二項対立から抜け出し、自己の属する地域の状況を客観的に分析できるようになれば、状況は改善するでしょう。これはアメリカ自身についても言える。とかく中国、ロシア、イスラム圏、そしてアメリカでは「敵は他にあり、自己の属する地域の文化・伝統は本来完璧とする」とする傾向が強い。自己の弱点は何かを冷静に分析しようとしない。だから、いつまでたっても、選択肢が反米反ユダヤか親米親ユダヤかという二つしか見えず、新しい世界を見い出すことができないのだ。矛盾はまず内部にある。十分に見える根深い矛盾だ。外国人には十分見えるのに、「悪いのはユダヤ人であって、俺達は全然悪くないね」という。実際はユダヤ人というのも、その自己の属する矛盾の中でこそ才覚を開花させ、権力を牛耳っていったというのに。ただ、他であるアメリカを批判するだけで、自己の属する地域への批判を欠いた言論は無意味・無価値だろう。今の中露は独裁国なので、矛盾が隠蔽される危険性が大きい。イスラム圏も大部分が独裁国だ。そこでは、人畜無害の官製反米反ユダヤ本・反ユダヤ情報は生まれても、真のアメリカなりユダヤなりへの批判や考察は生まれないのだ。自由なき人間は家畜と大差ないからだ。
これはもちろん、日本人も同じである。
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