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(回答先: スケート連盟でまた不明朗会計? 理事が利益誘導 |夕刊フジ 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 04 日 21:01:21)
□合宿の9割、理事のリンクに集中 スケート連盟|朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0404/TKY200604030377.html
合宿の9割、理事のリンクに集中 スケート連盟
2006年04月04日06時38分
トリノ五輪で日本選手団総監督を務めた亀岡寛治・日本スケート連盟理事(64)が長野県で経営するスケートリンクで、連盟が98〜04年度に主催したショートトラック合宿の約9割が実施されていたことがわかった。亀岡氏は98年から合宿地を決めるスピード委員会の委員長を務めており、連盟の使用料は通常の3割増だった。経営難で閉鎖するリンクが相次ぐ中、連盟内部からも「自社への利益誘導だ」との批判が出ている。選手らからはリンクの状態に不満の声も上がっている。合宿費には国の補助金も充てられており、文部科学省も連盟から事情を聴く方針だ。
亀岡氏は朝日新聞社の取材に対し「(スピード委員長と社長が)重なっているところがいけないのならどちらかを辞める必要があるかもしれない」と話している。
スケート連盟をめぐっては、フィギュアなどの国際大会を運営してきた国際事業委員会で不透明な資金管理があったとして、外部の専門家を含めた調査委員会が調査を始めている。
このリンクは、亀岡氏が社長を務める「帝産ロッヂ」(長野県南牧村)が所有する「野辺山リンク」で、併設する宿泊施設に合宿の参加者を泊めていた。同リンクは赤字が続いているが、宿泊施設で利益を出していた。
98〜04年度の連盟内部資料を朝日新聞が集計したところ、同リンクで開かれたショートトラックの国内合宿は計500日余りで、全体の約90%に及んだ。01、03年度は大阪市や長野県岡谷市などのリンクでも合宿が行われたが、98〜00年度と02、04年度の5年間はすべて同リンクで開催されていた。
98〜04年度のショートトラックの審判などの講習会も全体の8割強にあたる90日を開催。フィギュアも毎年夏、新人発掘合宿を開いている。
亀岡氏は、長野五輪に向けたショートトラック強化の責任者を94〜98年に務めるなどショート部門の要職を歴任。このリンクは97年、連盟の推薦で日本オリンピック委員会(JOC)強化拠点施設に指定された。合宿地は亀岡氏が98年から委員長を務める「スピード委員会」が毎年選定し、連盟理事会で了承されていた。
帝産ロッヂによると、04年度にショートトラックとフィギュアの合宿などで同社が連盟から得た収入は、リンク使用料や宿泊代などをあわせて約3200万円。この年、国内でのショートトラック合宿のリンク使用料や宿泊費などにあてられる連盟の強化合宿費は約1700万円で、うち3分の2が国の補助金だ。
また、連盟のリンク使用料は1時間2万円で、一般(1万5000円)よりも高く設定されている。同社はその理由について(1)氷の質を高めるため製氷に多くの費用がかかる(2)全体を明るくするため照明費用が余計にかかるなどと説明している。
亀岡氏は、JOC選手強化本部常任委員。スピード部門で惨敗したトリノ五輪後は、ナショナルトレーニングセンターの地元誘致に意欲を見せている。
連盟のまとめでは、全国のスケートリンクは経営難により90年の240カ所から04年には179カ所に減少。トリノ五輪の金メダリスト荒川静香選手が育った仙台市のリンクも04年末に閉鎖された。
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