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(回答先: 南北連結列車、一番列車は金正日総書記? [朝鮮日報] 投稿者 white 日時 2006 年 5 月 29 日 20:34:24)
□【社説】相も変わらず北朝鮮にもてあそばれる韓国政府 [朝鮮日報]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2020912/detail?rd
【社説】相も変わらず北朝鮮にもてあそばれる韓国政府
南北将官級会談の北朝鮮側スポークスマンは28日、金大中(キム・デジュン)前大統領が希望している列車による訪朝について「列車を使った誰それの平壌(ピョンヤン)訪問といった行事が、例外なく協力と交流に見せかけた政略的な企みに端を発するものだということをわが軍は以前から看破していた」と話した。
北朝鮮側のスポークスマンはまた、開城工業団地について「韓国側はおおごとのように騒いでいたが、地ならし作業を終えて試験的な運営を行っている程度に過ぎない」とし、「南北協力交流が短命で終わった琴湖地区(新浦軽水炉)の建設の二の舞にならないかどうか注視している」と語った。
こうして北朝鮮は、一方では列車運行について韓国側と協議しながら、他方ではそれをひっくり返してしまった。こんな相手と、この先も対話を続けていかなくてはならないという現実には絶望さえ感じる。
列車を利用した平壌訪問は例外なく政略的という話はまたどこから出てきたのだろうか。それなら数千億ウォン(数百億円)もつぎ込んだ工事は、単に「政治ショー」のためだったとでもいうのだろうか。
政府は列車の試験運行に合意した北朝鮮当局とそれを破った北朝鮮軍部が実際に全く別個に動いているのか、あるいは金正日(キム・ジョンイル)総書記が韓国からさらに多くを引き出すために軍部を口実に裏で糸を引いているのか、それすら判断しかねているようだ。
イ・ジョンソク統一部長官は、北朝鮮が列車試験運行の中止を通知してくる数日前まで、搭乗者名簿を北朝鮮に提供するとし、「どんな形であれ(試験運行のための軍事的保障は)得られるはず」とか、「北朝鮮軍部も同意しているだろう」などとしていた。
イ長官はかつて、北朝鮮を北朝鮮内部の目でありのままに見る「内在的接近法」についての批判的理解をテーマに博士論文を書いたという。そのような接近法では韓国をもてあそぶ北朝鮮の態度をどのように説明するのだろうか。
韓国政府は「今年は韓半島(朝鮮半島)の平和と南北関係が飛躍的に発展する転機となる」と大言壮語してきた。しかし最近の状況を見る限り、今年は北朝鮮がいかに大韓民国を思い通りに振り回せるのかを再確認する年となりそうだ。こんな調子で、いったいどうしたら統一やその他の大きな問題を議論できるというのだろうか。
2006年05月30日03時06分