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(回答先: Re: 東京音頭さんのいうSTさんの主観的意図はどうあれ、いろいろと話題が発展する糸口となってはいます。 投稿者 gataro 日時 2006 年 5 月 23 日 21:22:11)
gataro さんへ。
こんにちは。いつもお返事をありがとうございます。
gataro さんは、ご自分が、差別する側の民族であったことから、今の朝鮮人を差別しようとする態度に敏感になられているのですね。
きっと、私は、自分が人種差別される側として人種差別を見ているのでしょう。女性として、男女さ別に敏感というのと似ているのかな。
オーストラリアで、最初いっしょに家をシェアした男性が南アフリカから来た、ヨーロッパ系の人でした。とても留学生に親切な人でした。何も知らない日本人や、韓国、台湾、タイ人の友人らが遊びにきた時、彼が、南アフリカから来たと自己紹介をしました。そしたら多くの人が、ああ、アパルトヘイトね。というのです。(実は、私も同じ反応をしてしまいました。)
彼は、とっても辛そうでした。
後から 彼と長く家をシェアしているオーストラリア人の女性に聞いたら、彼はそれをいつも気にしている。ということでした。つまり、彼は南アフリカに住んでいた小さい頃から、周りの白人の大人が、”黒人”を差別することを目の当たりに育ち、それに対して、とても疑問で、成長するにつれて、我慢できなくなってきて、とうとう、家族で、オーストラリアに移民してきた、ということでした。
だから、異常というくらい、私達”有色人種”に親切でした。
彼は、私たち、有色人種に親切にすることで、自分の民族の罪、または、自分の中にあるかもしれな罪を贖罪しようとしたのでしょうか。いいえ、かれは、自分の強い考え、人との付き合いは、人種なんかではない、という真実を実行しようとしたのでしょうか。
又は、自分の中に有色人を差別してしまう差別心が生まれてくるのを恐れていた、のかもしれません。(彼の友人は、このように、彼の心にある恐怖心を説明してくれました)
みんな、何かあると、彼に頼っていて、わたしなど、いっしょに住んでいて、うらやましがられれましたね。彼がわりとハンサムだったから、ということもあるでしょうが。(笑)。
それから思うと、人種差別は、差別される側はもちろん、する側の立場の人(例えば、同人種、同民族)にも深い心の傷を与えるんだなあ、と感じます。
私は、わかっていない、といわれそうですが、韓国と日本の歴史認識は大切なのでしょうが、今は、お互い、土地をもち、文化も保持しているのだから、それより、日本国内の人種差別に、歴史認識なんか関係なく、目をむけるべきと思うのです。、
在日だから、家を貸さない、とか、就職差別とか、なんとかして欲しいですね。
そこに、歴史がどうだろうが、いけないことは、いけないんだよ ってことです。
結びつけようとする考えがあるようですが、それが、たとえ、韓国側の意見に配慮したものであっても、よくないと思います。
歴史、といわれると、今の私たちには、責任がもてないし、やった覚えもないからです。
今、日本人がやっている、差別が問題なのです。
今の日本人が 間接的な(朝鮮併合、支配)な責任、加害者だって、理論的が理解できません。
そういう ”左翼的(こういう表現は間違っているのかな)”な主張が、普通の、あまり何もしらない、日本人の反発をかっているとしか思えせん。
そういう責任論には、私、責任ないもん。と思いますが、今、現実に起こっている外国人(国籍を持たない住人)に対する差別は、それを改正することは、できることであり、一人一人、(まあ、こどもは除くが)責任があると思います。
もっと違う問題として、論じて欲しいと思います。
ちょっと話がずれました。