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(回答先: 韓国、米中日3国と外交摩擦拡大 [朝鮮日報JNS] 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 4 月 26 日 23:09:58)
>成均館大のイ・スクジョン教授は最近の著書で「韓中日3国すべてで国民感情と外交政策を分離しにくい『国家民族主義』状態になっている」と分析した。
韓国と中国の国民感情は、国際条約で規定された国境線を遵守しない所が一番の問題。
竹島・尖閣はサンフランシスコ条約上は日本の領土であることは確実だし、ハバロフスクやウラジオストクはロシア領土であることは確実なのだが、両国の民族主義者はその事実を容認できない。中国は独裁国家なので何とか押さえつけることも可能だろうが、韓国が民主主義国なのでそう言うわけにもいかない。
日本の場合危なかったのは北方領土問題。竹島や尖閣ほど根拠がないわけではないが、かといって千島を放棄している以上返還を主張する根拠が乏しいのは確か。冷戦時代には、第二次大戦に敗北した鬱憤を晴らす目的もあり北方領土問題で反ソ連の扇動が行われたことが日露関係の正常化の大きな障害になっている。こういう、絶対に譲歩できない問題を作ってしまうこと自体が外交上の敗北だ。
ただ、この問題も裏では既に解決されているのではないかと私は考えています。だからこそ、竹島問題で日本が強気に出ているのだと思います。