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コクドとプリンス
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投稿者 桑の実(市区町村) 日時 2005 年 10 月 23 日 17:07:23: Szt/imEacmcv6

(回答先: コクドの商売 投稿者 月の輪 日時 2005 年 10 月 14 日 09:09:53)

 銀行団の支援を受けた西武グループ経営改革委員会が三月末に打ち出した再建案は、西武鉄道の筆頭株主であるコクドのうち資産管理会社を分離し、残った事業会社とプリンスホテル、西武鉄道の三社を統合するというものだったが、事実上白紙撤回された格好だ。
 もともと、課題山積のコクドとプリンスに、財務内容が健全な西武鉄道を統合させることに対しては、株主から厳しい批判が寄せられていたし、事業カルチャーが全く異なる組織体を無理やり一緒にすることの合理性についても疑問符がつけられていた。
 そういう冷静な視点からみれば、「苦肉の策」などと傍観者的に皮肉るのではなく、素直に「正常化への第一歩」と敬意を表するのが、現場で真摯に格闘する実務家に対する最低限の礼儀であるようにも思う。
 とはいえ、難産の中で強引にまとめた当初案を白紙撤回するのだから、後藤高志社長の心中は察するに余りある。出身母体の意向と正面衝突しかねない蛮行でもあるからだ。
 見事な復活を遂げつつある銀行団が近視眼的に株主利益を無視した横槍を入れるとは思わないが、個々の局面では心ない誹謗中傷もあるだろう。
 実際、そういう筋からの発信かともみられる憶測記事が流れ始めている。
 例えば、「コクドとプリンスが債務超過なので、持株会社方式を採用する」という解説がもっともらしく報道される。記者会見の席上で後藤社長は「全く事実と異なる。両社は実質的には資産超過会社であり、極めて遺憾だ」と真っ向から反論したが、これを大々的に取り上げた記事はみられない。
 出身母体との関係から、「後藤は銀行から送り込まれた管財人だ」とか、「西武グループは実質的に銀行管理状態にある」という事情通のコメントも流布している。後藤氏は「これも事実と異なる。2月1日に西武鉄道の特別顧問に就任して以来、西武グループの一員として役職員と心と力をあわせて一心不乱に取り組んできた。送り込まれたというのは、私の心情に合致しないし、銀行管理状態でもない」と反発しているが、これに対しても好意的な受け止め方は少ない。
 経営者は弁舌ではなく、結果で評価されるべきもの。後藤社長による今回の経営判断は結果によって厳しく査定されるだろう。

↑週刊!木村剛の

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