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(回答先: 殺された人の霊 投稿者 サラ 日時 2005 年 4 月 05 日 00:34:59)
死というのは、衣を脱ぎ捨てるようなものという表現をする宗教家もいますが、私は
肉体というのは魂が「制限ある世界」で修行をするための乗り物、あるいは衣服だと
思います。肉体がなくなり、死んだ後すぐ「神」レベルに高まるとも思えません。
人によって、次の段階の霊的修行の次元は異なると思います。人間はもともと「神」な
のでしょうが、生きていようが死んで肉体をもたなくなろう、その人の魂の霊的レベル
の進化の度合いによって、そのこと、つまりもともと「神」であることを悟るまで、そ
してついには輪廻転生を繰り返さなくてすむ霊的レベルに高まるまで悟りへの修行が続
くものと思います。
では何故輪廻転生があるのか。それはカルマを清算、卒業し、あるいは超え、魂が次の
段階に進むためです。そのため、前世で他の人になした悪業、または与えた苦痛を自分
が今生で受け、相手の苦しみを理解し、超えるというステップを踏むことがままあると
思われます。
そうしたこの世での学習は、生まれる前にあらかじめ決めて、この世に生まれてくると
私は知りましたが、自分が実体験で経験したことを通して、ある人との結びつきは実は
過去のカルマの解消であったと気がついたことがあります。人生における苦痛の経験を
通じて、何故繰り返し同じことが起きるのかその理由に気がつき、理解し、手放して初
めてあるひとつの業を超えることができました。過去からの業は断ち切ることはできま
せん。超えることしかできません。それが、輪廻転生の理由、魂が磨かれるためにこの
世に魂が肉体をもって転生してくる理由です。