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(回答先: ベネズエラ国会議員選挙でチャベス派圧勝。全議席確保か!?(投票率は25%前後) 投稿者 あめぞうもなー 日時 2005 年 12 月 06 日 14:07:47)
「ボリバル運動は史上最高の参加を獲得」(レベリオン誌):大マスコミのプロパガンダに反論
スペインの情報誌レベリオンは、12月4日に行われたベネズエラ国会議員選挙で「75%が棄権」を強調する大マスコミに対して、これが極右勢力の支配する情報網が発する卑劣なプロパガンダに過ぎず、具体的な数字を挙げて「ボリバル運動の歴史的な大勝利」であるとする論文を、12月5日付で発表しました。
http://www.rebelion.org/noticia.php?id=23756
El movimiento bolivariano arrasa con la mayor participación de la historia
『ボリバル運動は史上最高の参加を獲得』
確かに私がスペインで新聞の見出しやTV、ラジオのニュースで聞いた限りでは、マスコミは「75%も棄権した」「20〜25%しか投票しなかった」を大きく取り上げていました。
全文和訳する余裕が無いのですが、要点だけをお知らせします。ホセ・ダニエル・フィエロによるレベリオンの記事は、
●「25%」という公式発表は極右勢力が主張しているものであり、正式には33%であること【注:これは私はまだ確認できていません】
●事前の調査でも、まともに野党側が参加していたとしても、167議席中114議席をチャベス率いる「第5共和制運動」党(MVR)が確保する見通しだったこと
●チャベスの勝利であった1998年の選挙では1.235.473票、当時のベネズエラの有権者に対して11.24%の得票であったこと
●2000年6月30日の国会議員選挙では1.980.275票で有権者の17%の得票であったこと、
●一方、2002年のクーデター未遂を起こした一味であるアントニオ・レデスマはカラカスの市長選で有権者の11%の得票で当選したこと、
●チャベスの前の大統領であるラファエル・カルデラ【注:オプス・デイで、クーデター未遂の首謀者の一人です】は1993年の総選挙では有権者の15%も得票できなかったこと、
●反チャベス陣営に関しては、外相のアリー・ロドリゲスによると、2005年11月の地方選挙で、2004年8月の大統領リコールの際の4百万票から百万票も減らしていること、
●「第5共和制運動」党は圧勝に終わった2004年の地方選挙のときよりもさらに得票を伸ばしていること、
●ベネズエラ副大統領ホセ・ビセンテ・ランヘルによると、「他の国でも、たとえば米国では連邦議会選挙で25%の参加しかなかったり、最近のカナダ・ケベック州の選挙ではわずかに9%」であり、投票率について問題にされるようなものではないこと、
【最後の部分はやや蛇足気味かな、という気もしますが】
以上の点を指摘し、今回の選挙が全く正当に行われ、チャベスが全く正当に史上最高のベネズエラ国民の支持を得たことを強調しています。