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共同通信など国内の主要メディアが報道したことを総合すると、12月4日に行われたベネズエラ国会議員選挙では、爆弾テロなどの妨害工作にも関わらず投票自体速やかに行われ、チャベス大統領の与党連合が圧勝した模様です。現地からはチャベス支持派が国会の全ての議席を制するという予測もでているとのこと。
米国に支援されている野党勢力が選挙不正を理由に事前に投票をボイコットしたことの影響かは微妙ですが、投票率は25%前後になったようです。
ただしチャベス派が指摘しているように、選挙に野党勢力が参加していたとしても壊滅的な打撃を受けたのは同じかもしれません。というのもEUなどからの選挙監視団がチャベス派と野党との調整を図ろうとしたにも関わらず、野党勢力はそれを拒否していました。選挙結果に自身があったらそういう態度はとらなかったことでしょう。
ともかくも議会から反チャベスが消滅した以上、これらの勢力は商業メディアを使った大量のプロパガンダと武装蜂起の道に進むことも考えられます。そしてそこには米国やバチカンも絡んでくることでしょう。下にブッシュとベネズエラの話をリンクしましたが、そのブッシュと選挙を戦った馬顔の民主党候補が関与するケチャップ会社もチャベスが勧める富の再配分のターゲットになっています。このベネズエラを潰す為には民主共和両党そしてそれを支える米国の屑メディア全てが荷担してくるでしょう。もちろんそれらを側面支援するために、日本のメディアもチャベス中傷を繰り返すという手段にでてくる。既にその兆候はあります。共同通信はチャベスのことを「左翼独裁政権」というような書き方をしていました。ベネズエラからは目を離せませんね。
ベネズエラ、米国の貧困層の家庭に低価格灯油の供給を開始(エル・ムンド)
http://www.asyura2.com/0510/war76/msg/401.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 11 月 24 日
他国政府転覆工作の実体を正確に暴く『ベネズエラに対する米国の介入の仕組み』
http://www.asyura2.com/0510/war76/msg/222.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 11 月 17 日
ブッシュ・ファミリー、ベネズエラでの「いかがわしい商売」の経歴(レベリオン誌)
http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/102.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 5 月 07 日
非難応酬、深まる対立 米とベネズエラ左派政権 共同
http://www.asyura2.com/0502/war69/msg/269.html
投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 4 月 11 日
[番組紹介]NHK・BSプライムタイム(11月22日)
「チャベス政権 クーデターの裏側」
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Bushwar/venezuela_coup.htm
代替案
「ベネズエラの土地改革」
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/bca015308796a83101c45d79e3f00120
それにしても開いた口が塞がらなかったのは、先に紹介した『毎日』の記事を書いた藤原章生記者のコメントでした。
「チャベス大統領は、私的財産権を半ば無視した土地改革を進めている。原油高騰で潤う政権はポピュリスト的な、土地のばらまき政策を推し進める構えだ・・」。
ほう。『毎日』はそのようにおっしゃるのですか。ならば、日本の農地改革を行った米国に対して、「貴政府が1946年に実施した第二次農地改革は、日本の地主階級の私的財産権を無視したポピュリスト的な土地ばらまき政策であり、大変に遺憾なものであった」とでも主張して欲しいものですね。