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(回答先: 民間人を狙い撃ち イラクのショックビデオ（コリエレ紙）〜民間セキュリティ 投稿者 kamenoko 日時 2005 年 12 月 03 日 01:28:20)
スキャンダルの”セキュリティ”王、スパイサー（コリエレ紙）
アイルランドで嫌われ者 91年、ベルファストで部下が18歳の青年を殺害
パプアニューギニア任務。 シエラレオーネに不法輸出
米政府と2億9,300万ドルの契約
ミラノ発 -英軍指令官としてボスニア参戦。湾岸戦争で陰の女王陛下の広報官。
退役後、戦争経験を活かし、ユニオンジャックの下でセキュリティ・コンサルタント。
自ら選んで雇った小隊を率い、祖国への奉仕で収入を得る。 Aegis社 執行役員
ティム・スパイサー（Tim Spicer）大佐は、近代傭兵産業で最も名の知れた人物だ。
米国との契約
彼の会社は、ブッシュ政権とイラクで2億9,300万ドルの契約を結んでいる。
この任命には、テッド・ケネディ他民主党議員の強い抗議と、米国で最も有力な
アイルランド人ロビー団体のひとつ、スパイサーと主要任務をかけて戦った
ショーン・マクマナス（Sean McManus）神父率いるワシントンのIrish National
Caucas から非難が起きる。 またスパイサーは、ベルファストの若者で２児の父
ピーター・マクブライド（Peter Mc Bride 彼に捧げられたサイトが、デリーの
Pat Finucane Centerサイトにある）が92年に不可解な死を遂げた時、駐留英軍
指令官だった。 2人の兵士が彼の死に関係したとして有罪判決を受けたが、
スパイサーはテロ攻撃前線で必要な工作だったと正当化し、最後まで部下を庇うが、
アイルランド人の敵宣誓をしたにも等しい。 「ミスター・ブッシュ、スパイサー
との契約は破棄すべきだ。アイルランド人の血でぬれた契約を」 マクマナスは
英軍大佐の大罪を告発するサイトの調査セクションで激しく糾弾する。
「危険人物」
マクマナス神父は進歩派の週刊誌The Nation 誌上で、”スパイサーの世界”と
題する調査報告でイギリス傭兵産業界に公開質問を行っている。 当時の彼の
言葉は、ある意味予言的だ。 「私がこれから言う事を書き留めて欲しい。
この契約は自らにふりかかってくるだろう。（スパイサーは）危険人物だ」。
Aegis社の内部捜査では、民間人に対する的撃ちに公的関わりはないようだが、
時間の問題かもしれない。
イラクでの任務
ブッシュ政権に容赦のないケネディ上院議員と周辺は、この件の蒸し返しを除外
しない。 Aegis社内部調査への付託には強い当惑の声が上がり、「スキャンダルの
沼に居続ける特殊な才能を持つ男」に人道的な任務を任せるのは倫理に適っているか
否かをケネディ議員自身が問いかけるまでに至った、とThe Nation 誌は伝える。
イラクで他の民間セキュリティ企業のコーディネートも請負うAegis社は、75人に
よる分隊を派遣している。
パプアニューギニアから追放
スパイサーと彼の会社（Aegisの前にSandline社を設立）は、他の疑惑のにも関与
している。 97年、パプアニューギニア政府に反政府派対策任務で70人の兵士
（主に南アフリカ出身）と共に雇われる。 合法的な軍隊だったが、スパイサー
ひとりがその工作で受けた報酬の大きさ（3,600万ドル相当）が暴露されると、
パプアから逮捕命令が出され国から追放された。このスキャンダルでJulian Chan
が辞任に追い込まれる。
違法取引
その後、国連の通商禁止通告を無視してシエラ・レオネと武器の違法取引を行って
今度はトニー･ブレアの政府を窮地に陥れる。 英外務省高官がこの事件に関与して
おり、あるいは少なくともサンドリン社の策略を阻止しなかったため、アフリカで
30トンもの武器が荷揚げされた。
A. Sa.
02 dicembre 2005
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Esteri/2005/12_Dicembre/02/spicer.shtml
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。