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(回答先: イラク・レジスタンス・レポート 2005/11/28 投稿者 white 日時 2005 年 11 月 29 日 18:08:29)
□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/11/28
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106691970?page=1#106691970
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2005/11/29 (火)
※ 今日紹介する主な内容 ※
2005年11月28日付
◇ラマディ:米軍の大攻勢に向け、車両部隊の大軍が終結
◇ 同 : 米軍キャンプをレジスタンスが襲撃、狙撃兵死亡
◇アブグレイブで米軍パトロールを待ち伏せ攻撃
◇「交渉中」というタリバニ大統領発言をレジスタンスは否認
◇イギリス人とみられる4人の傭兵が待ち伏せされ死亡
◇タルアファル: 米軍が「内務省」の秘密監獄を発見、閉鎖
◇タルアファル: レジスタンスの勝利祈る71歳の導師拘束
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□イラク・レジスタンス・レポート 11月28日 月曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Monday, 28 November 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1105/iraqiresistancereport_281105.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇ラマディ:米軍の大攻勢に向け、車両部隊の大軍が終結
Massive US military columns converge on ar-Ramadi for major American offensive
大規模な米軍車両部隊が28日午前11時(現地時間)からアンバル州に
向かって進撃している−−イスラム・メモが午後12時30分の速報におい
て伝えた。
アブグレイブ在住のイスラム・メモ通信員は、100台以上の米軍戦闘車
両、地雷処理車、海兵隊の兵員輸送車が低空飛行をする攻撃ヘリとF16戦
闘機に守られてアンバル州に向けて西に進んでいるとレポートした。
ファルージャ東方のカルマに駐在するイスラム・メモ通信員は、一帯の道
路が閉鎖され、ハイウェイの通行を禁止する命令が拡声器から伝えられたと
レポートした。
ファルージャ市とその周辺地域においても、厳重な警戒ぶりが際だってい
た。
アンバル州の州都であるラマディ在住のイスラム・メモ通信員は、米軍が
ラマディへの大規模な軍事攻勢を準備中だという地方庁幹部からの情報を受
けとった。
28日午後5時25分の速報において、ラマディ在住のイスラム・メモ通
信員は、米軍の車両部隊がラマディの東、米空軍基地のあるハバニヤ市に向
かっていると伝えた。
同通信員は、アメリカ軍は基地近くおよび周辺で厳しい警備が続いている
と述べ、州内に新たな大軍が配置される目的については詳細を知ることがで
きなかったと報告した。しかしラマディ住民は自分たちへの大規模な軍事攻
勢が近づいていると話している。
◇ラマディ: 米軍キャンプをレジスタンスが襲撃、狙撃兵死亡
American sniper reported killed in Resistance attack on US camp in ar-Ramadi
イスラム・メモは28日午後4時30分の速報において、レジスタンス戦
士がラマディ市の中心部にある米軍キャンプを攻撃したと報じた。
ラマディ在住の通信員は、中程度の兵器とパイプロケットで武装したレジ
スタンス戦士が米軍キャンプを襲撃し、かなりの損害を与え、キャンプの屋
根に配備されていた狙撃手を殺したとレポートした。攻撃に参加したレジス
タンスは他の米兵にもケガを負わせて現場から退却した。
◇アブグレイブで米軍パトロールを待ち伏せ、米兵2人死亡
Two US troops reported killed in Resistance ambush of US patrol
イスラム・メモは28日午後6時10分の速報で、バグダッドの西約30
キロに位置するアブグレイブの中央を通る旧道において、イラク・レジスタ
ンスの爆弾が米軍パトロール部隊近くで破裂したと報じた。
米軍ハンビー数台からなる車列が通り過ぎようとしたとき、旧道の路肩に
仕掛けられていた爆弾が炸裂した−−攻撃現場を見ていた地元住民の証言を
アブグレイブ在住のイスラム・メモ通信員が伝えた。
この爆発で米軍車両1台が使用不能となった。その後、軽・中量兵器で武
装したレジスタンス戦士が米軍車列を攻撃し、米兵2人が死亡、2人以上が
負傷した。攻撃を受けた米兵の発砲で、イラク人4人が殺され5人がケガさ
せられた−−目撃者が話した。
◇ファルージャ: レジスタンスが米軍パトロールを待ち伏せ
◇レジスタンスがファルージャ東の米軍司令部を迫撃砲攻撃
◇対米協調のイスラム党指導者が暗殺された
◇アブグレイブ: イラク国家警備隊の司令部を砲撃
◆バグダッド Baghdad
◇「交渉中」というタリバニ大統領発言をレジスタンスは否認
Resistance spokesman rejects claims by US-Installed “Iraqi President”
イラク・レジスタンスの情報提供者は、イスラム・メモに提供した声明に
おいて、クルド人分離主義者である「イラク大統領」ジャラル・タリバニが
レジスタンスと接触中であり、レジスタンスは武器を手放す用意をしている
と発言した内容を否定した。
その情報筋はイスラム・メモに、タラバニとその「ウソつき顧問」が上述
のように話したことは「なんら根拠のないウソであり、彼らがイラク・レジ
スタンスの遊撃部隊からこうむった打撃がどれほどひどいものだったかを物
語るだけだとして嘲笑を誘っている」と述べた。
イスラム軍レジスタンスのアブ・ハリド師はイスラム・メモの通信員に、
イラク・レジスタンスのグループではない1グループが交渉しているようだ
が、「われわれはイラン人の代理機関や占領軍の手先である政府、ブタの子
孫などとは決して交渉する意思はないと告げた。これはレジスタンスの諸グ
ループが互いに確認している合意によるものだ」。
「アメリカが樹立した政府とわれわれの間には、2つの川に育まれた土地
からの彼らの追放と戦闘があるだけだ」とアブ・ハリド師は話した。「もし
彼らが(レジスタンスと)交渉中だと言えばそれが正しいという意味だとし
たら、神がみずからの意思によって事態を解決するまでわれわれは戦うだろ
う」。
アブ・ハリドは彼らが会合を開いた時期と場所は言及できないと強調した
うえで、イラク・レジスタンスは背教者タラバニやゾロアスター教徒である
ジャファリ(傀儡首相)にとって交渉相手となりうるレジスタンスの代表人
物を捜すのはムダなことだと断言するとイスラム・メモに話した。「なぜな
ら、占領軍とその手先に反対して腕を組む人々は、勝利するか、さもなくば
神の導きに殉教することに同意しており、イラク人スンニ派の血で心を汚し
た者と並んで座ることはない」。
◇イギリス人とみられる4人の傭兵が待ち伏せされ死亡
British mercenary “security contractors” reported killed in ambush
イスラム・メモは28日午後5時45分の速報において、米占領軍に雇わ
れた外国人傭兵が乗る装甲付きの車両部隊を、バグダッドの南でイラク・レ
ジスタンス勢力が襲撃したと報じた。
バグダッドから南部諸州に向かうハイウェイ上で、レジスタンス勢力が傭
兵企業の所有する車を攻撃した−−傀儡(かいらい)イラク警察関係者の証
言をイスラム・メモ通信員がレポートした。このレジスタンスの攻撃で装甲
板をつけた車両が破壊され、傭兵4人が殺された。他に2人の傭兵が負傷し
た。
イラク警察の関係者はイスラム・メモに、待ち伏せ攻撃を受けて死んだ者
のなかにイギリス国籍の保有者がいたと語った。
◇装甲車部隊への爆弾攻撃で米軍兵士2人が死亡
◇ドーラ: レジスタンスが米軍司令部に迫撃砲攻撃
◇サダム「裁判」の日、グリーンゾーンで爆発
◇レジスタンスがウルフ旅団のパトロールを爆弾攻撃
◇傀儡警察の車両をレジスタンスの爆弾が破壊
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇バラド: 道路脇爆弾が米軍の燃料輸送車列を襲う
◆バビル州 Babil Province
◇マハウィル: レジスタンスの爆弾で治安部隊司令官が負傷
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇バラド・ルズ: 米軍が急襲・拘束作戦
◆ニネベ州 Ninwa Province
◇タルアファル: 米軍が「内務省」の秘密監獄を発見、閉鎖
US forces discover, close down two more secret torture prisons
アメリカ占領軍は27日、2ヶ所の秘密拷問施設を発見した。ジャディリ
ヤで発見された「イラク内務省」管理の秘密拷問施設と似た監獄で、都合が
悪いと考えた米国政府によって閉鎖されるまで、そこではスンニ派教徒が拷
問の犠牲になっていた。
アメリカ軍に雇われたイラク人通訳の匿名情報によると、監獄の1つはタ
ルアファル警察署近くにある地下室だった−−イスラム・メモ通信員がレポ
ートした。もう一つの監獄は、街の中心部にある元バース党事務所だったビ
ルに設けられ、「イラク内務省」がそこをスンニ派教徒用の秘密拘束センタ
ーにしていた。
その情報提供者は、アメリカ軍が発見したとき、監獄内にはスンニ派教徒
119人が拘束されていたと話した。拘束された者のほとんどは大学生、イ
スラム法学者、公立学校の教師だった。米占領軍は彼らを拷問施設から解放
したあと、タルアファル北東にある米軍基地の1つに移送した。この秘密監
獄に収容されていたなかには、アメリカ軍によって拘束された者もいた。監
獄の幹部および刑務官の大部分は、親米的で偏向したシーア派の宗派主義者
バドル旅団に所属するメンバーだった。
バドル旅団なる米軍同調者の手で拷問されて殺された遺体の身元を確認し
ようと、アメリカ軍は地方行政機関を使って収容者の親類に米軍基地に行く
よう呼びかけた。そうした身元確認が済むまで、米軍は拷問で殺された者の
遺体を基地内の死体置き場にとどめおいた。
◇タルアファル: レジスタンスの勝利祈る71歳の導師拘束
US troops arrest 71-year old Imam of mosque
for praying that the Resistance be victorious
米軍は28日夜明けにタルアファルのモスクを急襲し、導師がレジスタン
スの勝利のために祈ったとして、23人の礼拝者と導師を連行した。
同地にいるイスラム・メモ通信員は、ムハンマド・アル・マフムードが夜
明けの礼拝直後に拘束されたとレポートした。彼の連行については公式には
何の理由も示されてない。その礼拝に参加していたものの米軍の拘束をまぬ
がれたある男性は、祈りのなかで、導師がレジスタンスの聖戦士のために立
ちあがって、神よ彼らに勝利をもたらしたまえ、神よイラクとモスレムの地
に占領軍の旗が落ちるの見届けるまで生きながらえさせたまえと祈ったと話
した。
傀儡イラク軍のハルドゥーン・フサイン大尉はイスラム・メモに、拘束し
た根拠は「テロを扇動したり、テロに対して物的あるいは精神的に支援する
こと」を禁止した「イラク憲法」に定められた法律だと語った。
◇モスル: 道路脇爆弾で米兵3人死亡
◇ 同 : レジスタンスが警察の巡回を待ち伏せ攻撃
◇ 同 : 道路脇爆弾で米兵2人死亡
◆タミン州 At-Ta’mim Province
◇ハウィジャ: 道路脇爆弾が米軍車列を襲う
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オリジナル:
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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