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(回答先: イスラエル・ニュース １２/２０ 投稿者 愚民党 日時 2005 年 12 月 20 日 18:09:27)
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(14日)エルサレムを分割するとの噂を首相が否定
★(15日)国防軍兵士の死因のトップは自殺
★(16日)バルグティーが獄中から新党を立ち上げ
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2005年12月14日（水）
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＊シャロン首相の側近が「首相はエルサレム分割を認める意向だ」と発
言。シャロン首相は直ちに否定声明を出した。(H,I,7)
＊国際的に追い詰められたシリアが、ヒズボラを使ってイスラエルを攻
撃する可能性があるとモファズ国防相が語った。しかし、シリア軍が
イスラエルに直接侵攻する可能性は低いと専門家は見ている。(P,H)
＊イランが来年３月までにウラン濃縮を開始すると、国防軍のハルツ参
謀長が国会で証言。しかし、核兵器保有までにはいくつかの技術的関
門があり、もう少し時間がかかると語った。(H,7)
＊ガザから西岸地区への安全通行交渉は難航。米国はイスラエルとパレ
スチナの双方と別々に接触を重ね、妥結を目指している。(P,H)
＊宗教政党のシャスは、選挙を前に党の政策を社会保障だけに絞る方針
を決定。将来の連立に備え、選択肢を残しておくため。(P)
＊国会の外交防衛委員会でガスマスクの整備法案が可決。老朽化したガ
スマスクを交換し、毒ガス等による攻撃に備える。(P)
＊産業労働省が新型キブツ制度を制定。従来のキブツは、予算をメンバ
ーで均等分割する制度になっていたが、新型キブツ「キブツ・ミトハ
デシュ」では、メンバーの貢献度に応じて予算を配分できる。(P)
＊イスラエルでの貧富の差が拡大していることが判明。１０階層区分す
ると、上位１０％の所得は下位１０％の１２倍に達する。(P)
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2005年12月15日（木）
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＊ガザで国防軍がテロ組織ＰＲＣの自動車をミサイル攻撃し、乗ってい
た４人を殺害。４人は検問所の爆破作戦に向かっていた。国防軍は他
にもテロ組織メンバーへのミサイル攻撃を続けている。(P,H,I)
＊ネタニヤフ氏らが「シャロン首相はエルサレムを分割する」との攻勢
を強化。首相はエルサレム分割はありえないと宣言し、政敵が自分の
利益のために嘘を広げていると非難した。(H,I)
＊交通安全を推進する団体が、イスラエル人が最も懸念を抱いているの
はテロよりも交通事故だとの調査報告を発表。イスラエル人の運転は
荒く、歩行者に道を譲る運転手の率も世界最低だという。(P,H)
＊アッバス議長がファタハの候補者リストの上位を旧世代で占めるとの
情報が流れたため、若手が自治政府の選挙事務所を襲撃。事務所は業
務を停止した。１月２５日の選挙実施に重大な支障か。(H,P,I)
＊ハマスが知識人や女性を含む選挙候補者名簿を提出。一位のハニエは
「ハマスは統治能力がある」と語った。(P,H)
＊ハマスがイスラエル全土の武力解放を宣言するビデオを発表。イスラ
エルのアラブ系市民に「内から国を破壊せよ」と呼びかけた。(7)
＊今年死亡した国防軍兵士６６人のうち、３３人は自殺。軍では今後、
精神的苦痛の危険性について兵士に教育を行う。(P)
＊クリスマスの季節を迎え、観光省がベツレヘムとエルサレム間の検問
所に出張所を設置。巡礼客のスムーズな通行を確保するため。(P)
＊今年の上半期の観光統計で、観光客が前年比の２倍以上に。広告キャ
ンペーンの効果だと観光省の担当者は語った。(P,7)
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2005年12月16日（金）
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＊労働党の選挙参謀が「シャロン首相は選挙を有利に進めるため、わざ
と紛争を激化させている」と発言。激怒した首相が、労働党のペレツ
党首にこの参謀を解任するよう要求した。(H,I,7)
＊高まる一方だったカディマの支持率が初めて下落。右派のモファズ氏
らがリクードからカディマに移ったため、左翼系の支持者がカディマ
支持から労働党支持に戻ったためと見られている。(H,P,7)
＊イスラエルで服役中のマルワン・バルグティーが、ファタハに見切り
をつけ、ダーラン氏やラジョウブ氏と共に新党を届出。ファタハはバ
ルグティーを思い止まらせるため説得を続けている。(H,P)
＊ハマスがナブラスの市会議員選挙で６８％の票を獲得して大勝。与党
のファタハはわずか１６％の得票率だった。(H)
＊イスラム聖戦がガザからイスラエルに向け５発のカッサムロケット砲
による砲撃。２発はアシケロン市近郊に着弾した。また、エルサレム
近郊では自動車爆弾が発見されたが、安全に処理された。(P,7)
＊国防省は西岸地区とガザ間をバスで結び、１日２５０人を試験的に通
行させる案を検討。しかし、現在の治安状況では難しいため、来週か
らの実施は見送った。来週には再検討が行われる。(P,I,H)
＊リクード党首選でシャロム氏がネタニヤフ氏を激しく追い上げ、支持
率が並んだ。しかし、ネタニヤフ氏支持者の方が投票率が高く、月曜
の選挙ではネタニヤフ氏が勝つ可能性が高い。(P)
＊イラン大統領の「ホロコーストは神話だ」との発言をドイツや中国も
非難。ＥＵは首脳会議の声明としてイランに警告する構え。(P)
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
［転載・引用・再配布について］
教会活動等の非営利目的ならばＯＫです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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