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(回答先: イスラエル・ニュース 10/18 投稿者 愚民党 日時 2005 年 10 月 18 日 20:20:06)
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(12日)イスラエルの火葬場は意外な人気
★(13日)ヨム・キプールで全民族が悔い改め
★(14日)治安悪化の主犯はファタハ系組織
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2005年10月12日(水)
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*シャロン首相が主催したリクードのパーティーには反対派も多数出席。
シャロン首相は党の結束を訴えた。(H,P)
*国防軍が新型レーダーをガザ周辺に配備。カッサム砲などの小さな物
体も高速で追尾できる。将来はレーザー兵器での迎撃を目指す。(P)
*イスラエルが10年間も追跡してきたハマスのテロリスト、ラニマッ
トを拘束。ラニマットは1997年のテルアビブでの自爆テロなどに
関係していたと見られている。(P)
*ジムアジア号と日本漁船の衝突事故を調査するため、運輸省の調査チ
ームが日本を訪問。すでに1人の担当者が現地入りしている。(H)
*8月に旧市街でイエシバ学生を刺殺した43歳のパレスチナ人が拘束
された。2人の子持ちでハマスに関係していたこの男性は、アルアク
サモスクを守るために犯行を思い立ったと語っている。(P)
*モサド長官の強権管理で退職者が続出との噂を、モサド関係者が否定。
新旧交代で人事刷新を行っていると説明した。(P)
*アラファト議長の側近だったアルダヤが、シンベトのスパイだったと
の噂。この人物は武器密輸船事件の後、姿を消した。本人は、自分は
無実で元気にガザにいるとの手紙をアラブ紙に投稿した。(P)
*今年のヨム・キプールはエルサレムで30度、ヨルダン渓谷で37度
など、例年よりかなり暑い。脱水を防ぐため断食の前に多量の水を飲
むよう、気象台は勧めている。(P,H)
*イスラエルで初の火葬場がオープン。すでに30人が火葬を済ませ、
200人が生前予約しているという。ユダヤは土葬だが、手軽な火葬
は世俗派を中心に人気を集めている。(P)
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2005年10月13日(木)大贖罪日(ヨム・キプール)
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*ユダヤ教で最も聖なる日とされる大贖罪日は、イスラエルの他の祭り
と同様に前日の日没から開始。約25時間にわたって一切の飲食を絶
ち、民族の罪を神の前に悔い改める礼拝が行われる。
*神殿のあった時代には、ヤギを犠牲にする風習があり、そこから英語
の「スケープゴート」という言葉が生まれた。現在では一部の正統派
がニワトリを犠牲にする「カパロット」という儀式を行う。
*新約聖書のヘブライ人への手紙には、年に一度、大祭司が神殿で行う
罪の贖いが論じられているが、それはこの祭りを指す。(以上解説)
*ヨム・キプールを前に、警察は厳戒態勢。エルサレムの西壁前には数
万人の礼拝者が集まると予想されている。(P,H)
*例年、この祭りでは全ての交通が止まった道路でスケートボード遊び
をして負傷する子供が200人ほどに達するため、祭日を前にMDA
(赤十字のイスラエル版)が両親に注意を喚起。(P)
*ヘブロン付近でシンベトが14歳の自爆志願の少年を逮捕。少年はハ
マスのメンバーで、母親は自首を勧めていた。(H)
*ヨム・キプールを前にシャロン首相がTV演説。リクードの政治によ
り、1年前よりも国は良くなったと成果を強調した。(P)
*国防軍が政治犯釈放を首相に進言。アッバス自治政府議長の人気を高
め、情勢を安定化するのが狙い。(H)
*テロリスト拘束作戦時に、近隣住民を仲介役にして投降交渉役に使う
ことを禁止する最高裁判決にモファズ国防相が不満を表明。新たな手
順の制定と合わせて、法廷闘争を進める考えを表明した。(P)
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2005年10月14日(金)
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*シリアのカナン内相が自殺。レバノンのハリリ元大統領暗殺事件の真
相を知ると見られる同氏の自殺で、調査に影響か。(P,H)
*自治政府による年初からのパレスチナ人の死亡集計で、内部抗争の死
者数が、国防軍による死者数を超過。また、ハマスよりもファタハ系
のアルアクサ殉教団の違法行為が多いことも判明した。(P,H)
*ファタハ系の武装勢力がガザにある大学を襲撃。校内暴力で退学処分
になったことに対する復讐か。またファタハ系の武装勢力が自治政府
に職を要求し、米国人ジャーナリスト2人を誘拐した。(P)
*労働党員に対する世論調査で、全党員の76%が同党が政権に残留し
てシャロン政権を支えることを希望していることが判明した。(H)
*シャロン首相や神殿の丘に対して、右派がテロを行う可能性はまだ消
えていないとエズラ治安相。引き続き、右派への監視と警戒態勢を続
け、必要に応じて予防拘束などの対策を取る考えを示した。(P)
*自治区のパレスチナ人の40%は食糧危機に瀕していると、国連の食
料機関が報告。食糧確保の対策が必要だと指摘した。(H)
*米国長老派が中心になって進めていた、イスラエルからの投資引き揚
げキャンペーンは事実上の中断状態だと関係者が語った。ガザ撤退な
ど状況の変化を受け、他教会から賛同が集まらないという。(H)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
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各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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