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(回答先: 「食料ではなく武器を買うのは利己主義社会」伊大統領(コリエレ紙)@FAO会議 投稿者 kamenoko 日時 2005 年 10 月 18 日 01:59:56)
ルラとブラジルの武器縮小(Bella Ciao) 〜国民投票
コントロアームズ・ワンから、武器で憔悴したリオ・デ・ジャジャネイロへ
05年10月17日
イタリア武器縮小ネットワークの代表者が、今日ブラジルのルイス・イニャーシオ・
ルラ・ダ・シルヴァ大統領と会談する。 会談は、大統領の2日間の公式訪問
スケジュールの合間を縫って、ローマ ナヴォナ広場のブラジル大使館で行われる
予定。 イタリア武器縮小ネットワークの代表団の意図は、平和な社会の実現に
向けて努力している大統領とすべてのブラジル国民、国民投票を通じて武器に
よる暴力に反対を表明すべく活動している人々対する敬意と感謝の表明だ。
10月23日、1億2,200万のブラジル人は、民間人への銃・弾薬売却禁止に向けて
投票する。 目下最多の死因が銃による犠牲(3万8千人/年)である南米国家に
おいて、これは非常に重要な転換点となる。 その国家規模からも、武器削減が
国民投票の直接のテーマとなる初のケースという点からも、ブラジルにおける
銃・弾薬の売却禁止は世界的重要性をもつ。 武器による暴力が世界に拡散
するのを防ぐためには、国際社会の武器コントロール推進が火急の課題となる。
ローマのブラジル大使館における会談は、世界と、小火器との戦いに従事する
全組織の注目を集めるだろう。 10月16日日曜日は、「ブラジルの武器削減
国民投票を支援する日」に選ばれた。 世界のブラジル連邦共和国大使館の前で
世論喚起の活動が行われるが、ローマにおけるそれはトップ会談となるだろう。
イベントはIANSA(International Action Network on Small Arms)とそのメンバー
であるイタリア・ネットワークが組織する。
「ブラジル人だけでなく、この国民投票には世界中が大いに注目しています。
もしブラジルが武器売買をストップさせる道を選択すれば、その結果は武器抑制
戦略キャンペーンに弾みをつけるでしょう」。レベッカ・ピーターズIANSA代表は
宣言する。
〜中略
ブラジルにおける武器のコントロールは既に開始され、着実な結果を出している。
04年の銃による犠牲者数は前年から8%減少。つまり3,234人の命が救われたこと
になる。過去13年間で減少に転じたのは初めてだった。 そして忘れてはいけない
のは、ルラ大統領は武器市場への国際条約提唱・普及を目的とする国際コントロール・
アームス・キャンペーンの精力的な支援者のひとりであること。 最近になって
EU(世界の武器供給の39%を占める)も、コントロール・アームズに支援を表明した。
イタリア・ネットワークは、ルラ大統領にこの支援への感謝も表明する予定だ。
http://bellaciao.org/it/article.php3?id_article=10623