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(回答先: フジモリ氏逮捕はCIAによるブッシュに対する復讐劇なのか?裁判が明らかにするであろう、麻薬、武器、マネロンコネクション 投稿者 サラ 日時 2005 年 11 月 09 日 09:41:45)
貴重情報、および翻訳、ありがとうございます。
もう寝ようと思ってたけど眠れなくなりそうです。
フジモリの背後霊としてCIAとオプス・デイが貼り付いていたことは明らかで、フジモリが例の1996〜7年のMRTAによる日本大使館占拠事件の際に、田舎司教区の司教に過ぎなかったシプリアニを「仲介役」に任命したのがフジモリですが、現在はペルーのリマ大司教で枢機卿にまで出世したシプリアニはオプス・デイの会員で、現教皇ベネディクト16世(ジョセフ・ラツィンガー)を作り上げた中心になっています。
フジモリが大統領になれたのもチリの経済と司法に勢力を伸ばしていたオプス・デイの力といわれています。またオプス・デイのアジアの拠点はご存知の通りマニラですが、この都市に笹川良一の影が無い訳がない。この笹川先生の後継者で実の娘らしい、しかもカトリック教徒である曽野綾子が、フジモリの「窮状」を救うのは当然と言えます。
私は今回のフジモリの大活劇を演出したのも当然ながら彼ら(オプス・デイとCIA)ではないか、と思っています。たぶんフジモリ裁判は適当なところで(つまり大統領選挙に間に合う範囲で)ウヤムヤのままに終わらせられるでしょう。今の時点でフジモリを南米に帰した、ということは、勝算があってのことでしょうから。
またメキシコはオプス・デイの勢力範囲に入っており、また彼らと共同歩調をとる「キリストの軍団」の発祥地でもあります。現在の大統領フォックスはカトリック「右派」の傀儡です。おそらくチリとペルーに対する工作を担当する人物を「積み込んだ」のでしょう。
もう少しペルーの権力構造についても調べてみたいのですが、何せやりたいことがヤマほどあって、なかなか手につかない現状です。また何か面白い情報があればお知らせください。私も常に神経だけは配っておきます。