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(回答先: 記憶を失ったイタリア 〜ヴァヌヌ氏インタビュー (BellaCiao) 投稿者 kamenoko 日時 2005 年 11 月 09 日 01:29:31)
オマル師誘拐は捜査しても、ヴァヌヌ誘拐の「記憶」は無くしたイタリア当局。イスラエルとの間に何があるのか?
貴重な情報のご紹介と翻訳、ありがとうございます。
CIAとSISMIによって画策・実行されたイマム・アブ・オマルの誘拐事件は捜査しても、モサドによるヴァヌヌ誘拐については、イタリア当局は文字通り「記憶喪失」になったようです。
ヴァヌヌの言葉の中から重要なものを選んでみます。
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イスラエル政府による私の拉致はローマで起きた。しかし80年代のイタリアは、この犯罪調査に乗り出さなかった。ただひとり、シーカ裁判官だけが捜査を開始したが1年後に打ち切られてしまった
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●これは確かにイスラエルの核による欧州各国への無言の脅迫の「成果」でもあるでしょう。
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イランにこれほどの圧力をかけ、根拠のない大量破壊兵器に対してイラクを非難しつつ、条約に書かれているのと正反対のことをしている
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●そして同時に、イスラエルの核の脅威が、欧州各国をイスラエルと各国のシオニスト組織に対して及び腰にさせて、彼らの思うがままの法整備と政策を取らせている大きな力になっていることに間違いは無いと思います。
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イスラエルに異議を唱える声が聞こえないのはどういうわけなのか? 声は存在し、しかも重要であるにも関わらず。イスラエルは心理学分野において、他の追随を許さない超大国であるという事実がある。欧州と米国において、アラブとイスラムがテロリストであるという方向で洗脳している。以上。今のところ自爆攻撃を利用しながらね。
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●『イスラエルは心理学分野において、他の追随を許さない超大国である』とあります。事実その通りです。別のところではヴァヌヌは『超権力心理学者だ』と表現しています。実に明快、もう何も言うことの無い完璧な表現です。その「心理学」に操られる人間が世界中にワンサカいる。
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もし民主主義がもたらされれば、パレスチナ人、キリスト教徒、肌の黒い人々についても語られるようになるだろう。今のイスラエルに民主主義はありません
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●同様に改宗キリスト教徒であるイズラエル・シャミールもやはり同じような感想を持っているようです。事実でしょうね。
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また我々は欧州に新しい世代を必要としている。イスラエルについて意見を言うのをためらったり、反セミニズムと糾弾されるのを怖れて黙ったりしない世代です。ホロコーストの悪名が我々の歴史とすべての人類に重要視されるのは、明らかにユダヤ人のためにならないシャロンと彼の言動の悪を覆い隠す政治利用のためであってはならない
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●まさしくその通りです。法律と官憲、「民間団体」による吊るし上げとあらゆる嫌がらせを跳ね除けて、しかも、裏で各国諜報機関、ネオ・ファシストやネオコン、シオニストとつながる「ネオナチ」とも闘いながらの、非常に困難な作業ですが、決して不可能ではないでしょう。
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アブグレイブで彼らがしたことは甚大だ。私にしたのと同様のことだろう。しかしイスラエルはあのような方法でなく、極秘裏に行う。
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●なるほど。むしろ米国はイスラエルを隠すためにあえて「嫌われ役」を買って出ているような気がするほどです。
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イスラエルにあるすべての核弾頭は、ペレスが持ち込んだもの。私をローマから拉致したのも、86年に首相の座にいたペレスだった。イスラエルに核弾頭を持ち込み、それを南アフリカに売った男にノーベル平和賞を与えるとは、最悪でしょう?
おそらく核プログラムを支援したゆえのことだろう。ペレスが平和の”おしゃべり”しかせず、実際は平和に興味がないことは世界中が知っていたはずだ
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●まあノーベル平和賞(ン?経済学賞もそうか?)なるものを誰が決めるのか、明白ですね。キッシンジャーももらったようだし。あっ、そういえばあの岸信介の弟、佐藤栄作ももらったっけ。池田大作大先生はもらう前にくたばった、とかいう噂がありますが。
ただ、私には、このイタリア当局の「記憶喪失」が、単にイスラエルの核兵器を向けられての恐怖感からだけとは思えません。むしろ「イタリアとイスラエルの、決して表に出してはならない関係」が裏に絡んでいるのではないのか、そちらの方が大きいのではないのか、とにらんでいます。これはフランスや英国、ドイツ、スペインなどとシオニスト・イスラエルの関係でも同様かもしれませんが、おそらく彼らはもっと深いところで一蓮托生なのでしょう。
奥の部分に何があるのか? まあじっくりと探求してみましょう。