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(回答先: アゼルバイジャン議会選で「多くの不正」 監視団が声明(朝日新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 11 月 08 日 16:42:42)
□アゼルバイジャン国会選挙 野党の選挙無効呼び掛けに西側は冷淡 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1479887/detail
アゼルバイジャン国会選挙 野党の選挙無効呼び掛けに西側は冷淡
【アルジャジーラ特約7日】アゼルバイジャンの複数の野党は国際選挙監視グループに対して、国会選挙の結果を承認しないよう呼び掛けた。
野党、ムサヴェト党のエイユブ副委員長はアルジャジーラに対して、「選挙に勝っている候補者の一人として、私は国際組織と各国に対して(選挙の)結果を認めないように呼び掛ける」と語った。同党は支持者に対して、8日、首都バクーでデモに参加するよう呼び掛けている。
呼び掛けは平和的な抗議で、というのは選挙運動期間中に行われた野党勢力の抗議活動がしばしば禁止され、さらには欧州安保協力機構(OSCE)の監視要員が「適切さを欠いた力」を見せつけたと評した警察の対応に直面していたからである。
一方、多くのアゼルバイジャン国民はデモにも選挙そのものにも非常に懐疑的である。
バクーの西側企業に働くアスリ・グレイヴァさんは「お芝居ですよ。野党は表舞台に行進して来たと思うと、また行進して去ってしまう。その間、私たちが貧困と失業という大変な問題を抱えているというのに、何も変わらない」と語った。
開票作業はまだ続行中だが、7日午後7時現在での暫定的な結果では、与党の新アゼルバイジャン党が125議席中、63議席を確保したとなっている。
ムサヴェト党、人民戦線、アゼルバイジャン民主党などの主要野党各派はわずか6議席に過ぎず、政府を支持する者が多い無所属が41議席前後を得ている。
しかし、西側選挙監視グループは7日、アゼルバイジャン国会選挙はひどく不備であることを声明しながらも、選挙無効という野党側の要求に背を向けている。
OSCEの議員組織から派遣された監視要員の代わりに、アルシー・ヘイスティングス米下院議員は同日、バクーで記者団に対し、「11月6日の議会選挙はOSCEの多くの公約事項を踏まえていません。(選挙のやり方には)欠陥が幾つもあります。しかし、大切なことは、不満の訴えが適正な態度で、法のルールを通じてなされることです。政府当局も野党側も、秩序のある平和的な態度で対応すべきです」と語った。
欧州会議議員会議から派遣されたレオ・プラットベート氏はこの立場を支持して、「今回の議会選挙に至る道は、正しい意図と間違ったやり方で切り開かれた」と語った。彼の下の監視要員によると、「開票作業の43%が良くないか、非常に良くないかのどちらかだった」という。
監視要員はさらに、不正投票の例や二重投票を防止するために、見えないインクのマーカーが使われたことを報告した。
しかし、西側の選挙監視諸組織は、2003年の大統領選挙以来の選挙のやり方には幾分かの進歩があったと述べている。欧州議会のマリー・アン・イスラー・ベギン代表団長は「投票日については全般的に良い印象がありました」と述べ。アゼルバイジャン選挙管理委員会は「定められた選挙方法が尊重されなかった地域では」、なんらかの措置をすべきだと語った。
一方、プラットベート氏は記者団に対し、「選挙が公正であったかどうかの判定は私たちの責任ではない」と述べた。このような見解は、広範な選挙違反があったと主張する野党側を満足させそうもない。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2005年11月08日16時07分