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(回答先: 米政権、イラクとアルカイダの関係で情報操作疑惑 (asahi.com) 投稿者 彗星 日時 2005 年 11 月 07 日 01:39:27)
イラクのアルカイダ支援情報
米「不正確」知りつつ開戦正当化に利用
【ワシントン=共同】米政府がイラク戦争の大義に掲げた旧フセイン政権と国際テロ組織アルカイダとの結び付きの根拠とされた情報について、国防総省国防情報局(DIA)が当初から「信頼できない」と結論づけていたにもかかわらず、ブッシュ政権がその事実を隠し、開戦を正当化する材料に使っていたことが、機密指定を解除されたDIAの文書から分かった。
旧フセイン政権による大量破壊兵器開発情報に続き、アルカイダとのつながりに関しても、米政府が根拠の薄い情報をゆがめて脅威を誇張していたことが明白になり、ブッシュ政権への批判が一段と高まるのは必至だ。
上院軍事委員会の民主党トップ、レビン議員が公表した文書によると、DIAは開戦の1年以上前の2002年2月、アルカイダの軍事訓練部門幹部リビ容疑者から「アルカイダはイラクの支援で大量破壊兵器入手を図り、兵器取り扱いの訓練を受けた」との供述を得たが、具体性に欠けるため、「目くらましのための供述で信頼できない」と判断した。
しかし、ブッシュ政権はこの供述を基に、開戦直前の03年2月まで「イラクがアルカイダに生物・化学兵器の訓練を行った」(ブッシュ大統領)などと主張。リビ容疑者自身も04年1月に供述を撤回しており、レビン議員は「政府は国民を欺いて戦争を始めた」と批判を強めている。
http://www.chunichi.co.jp/iraq/051107T1607.html