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(回答先: エル・パイス紙には「元国境警備隊員で下級のスパイ」と書かれています。 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 11 月 06 日 08:58:09)
次の一節は「暗いニュースリンク」というサイトからの引用です。
──────────────────────────────────────「暗いニュースリンク」
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/10/cia_d59f.html10/29/2005
CIA工作員名漏洩事件とイタリアン・コネクション…(略)…
その後、2002年10月、SISMIの雇われ工作員ロッコ・マティーニが、偽造されたニジェール文書を、ベルルスコーニ伊首相の経営するメディアグループ傘下のひとつ、パノラマ誌記者エリザベッタ・ブルバに手渡した。彼女はその文書を記事にする代わりに、ベルルスコーニ伊首相と個人的に親しい上司のカルロ・ロッセラの指示に従い、在イタリア米大使館に持ち込んだ。そして、米大使館からブッシュ政権へとニジェール文書情報はもたらされた。一方で、ニジェール文書がパノラマ誌に持ち込まれる1ヶ月前の2002年9月9日、ニコラ・ポラーリSISMI長官はホワイトハウスを訪れ、当時の国家安全保障担当大統領補佐官スティーブン・ハドリーと面会していた事実が確認されている。リパブリカ紙の報道によれば、二人の会談の目的は、偽造ニジェール文書をイラク侵攻の口実にするための打ち合わせということだ。
ニジェール文書の出所を巡っては、米FBIも捜査を継続している。リパブリカ紙の報道に怯えるベルルスコーニ伊首相は、10月31日にはホワイトハウスでブッシュと会談予定だ。
ブッシュとベルルスコーニが話す内容?おそらく自分達が招いた泥沼からの『出口戦略(exit strategy)』だろう。
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こちらは「SISMIの雇われ工作員」ですが、いずれにしろ現在は国家の所業を一個人の所業にしてしまうための「工作され」員の一人なのかもしれません。
イカサマといえば、こちらのほうもひどいようです。
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「週刊ポスト」2005.11.11号
副大統領補佐官と”密通”していた
NYタイムズ女記者の”男遍歴”
米メディアで連日トップを飾っているのは、イラクの国民投票でもハリケーンでもなく、『ニューヨーク・タイムズ』の女記者、ジュディス・ミラー女史(57)である。
CIA諜報部員の実名が漏洩した事件で、情報源を黙秘し続けたため法廷侮辱だとして今年7月に収監。85日後に釈放された直後、連邦大陪審で情報源がチェイニー副大統領のリビー補佐官だと証言して大騒ぎになった。そして、事件の本筋以上に米国民の興味を集めているのが、ミラー記者の”華麗な過去”だ。
「当初、監獄に入ってもネタ元を明かさない姿勢が国民から支持されたが、だんだんそうではないことがわかってきた。収監中、渦中のリビー補佐官から手紙が届いたほか、ブッシュ政権幹部が相次いで面会するなど、要するに政権ベッタリの記者で、口を割らなかったのは口止めされていただけだった。
前国防副長官のウォルフォウィッツやリチャード・パールらネオコン派と極めて親しい関係で、イラクに大量破壊兵器があるというガセネタをそのまま記事に書いた”前科”もある」(米大手紙記者)
そのため、同紙のケラー編集主幹は会見で、「ミラー記者とリビー補佐官は、記者と取材対象者を越えた深い関係だった」と述べた。それが不倫関係を指すのではないかという憶測も広がり、騒動はますます過熱したのである。
「あながち邪推とはいえない」と語るのは、この問題を取材するジャーナリスト、フランクリン・フォア氏だ。
「彼女の経歴を洗えば洗うほどスゴィ女だとわかる。父親は有名なナイトクラブ経営者で、幼い頃からフランク・シナトラやディーン・マーチンに可愛がられたらしい。昔からとにかく唯我独尊の性格だったようで、コネで入社したNYタイムズも一度は辞めて大学に戻ってしまった。
その頃にネオコン思想に傾倒し、再入社後は中東問題を担当してカイロ支局長を務めた。イスラエルの保守派に一目置かれる一方、アラブ社会にも人脈が広く、ヨルダン国王が会見の席で彼女を見つけて走り寄り、抱きしめたというエピソードもある。
そこまでならいいのだが、仕事仲間などに聞くと、”情報を得るためには平気で体を投げ出す女”という月旦評が多い。”お相手”としてリビー補佐官や複数のネオコン幹部の名前が挙がっている」
さらには彼女自身が「私には社主がついている」と堂々といってのけるように、同紙のザルツバーガー社主との関係も疑惑視されている。
「もともと彼女の横柄な態度には同僚たちも辟易していた。リビーが起訴されれば幇助罪や偽証罪で逮捕される可能性もあるが、社内に同情論はない。ただ、そうなれば本紙130年の歴史で初めて記者から犯罪者を出すことになる。史上最大のスキャンダルであり、社主の勇退論も出てくるだろう」(同紙幹部)
いろんな意味で、歴史に残るスゴイ女なのである。
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参考:
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米CIA工作員名漏えい ブッシュ政権揺るがす(しんぶん赤旗)2005年11月5日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-11-05/2005110503_01_2.html…(略)…
事件は、ブッシュ政権がメディアを動員し、イラク戦争に突入した姿を明らかにしました。
リビー氏とのかかわりを大陪審で証言するのを拒否し収監されたミラー記者はイラク戦争開戦前、ブッシュ政権高官や亡命イラク人からの情報に基づき、イラクの大量破壊兵器保有疑惑を書きまくった人物です。ミラー記者の記事が同紙一面に掲載されると、その翌日にはテレビ番組でチェイニー副大統領がそれを“証拠”として引用し、イラクの脅威をあおりました。
…(略)…
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