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マラドーナとクラリン・グループ:「反ブッシュ」で「おいしい商売」:IAR-Noticias
アルゼンチンでは明日からの米大陸首脳会談で厳戒体制がひかれ、今日の「反ブッシュ前夜祭」では、元サッカー選手のマラドーナ、ノーベル文学賞受賞者アドルフォ・ペレス・エスキバル、米国の「反戦ママ」シンディー・シーハンなどが参加して、大規模なデモと集会を行う予定になっています。
先日もお伝えしましたように、中には「ブッシュ暗殺」まで予言する人もいます。
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http://asyura2.com/0510/war75/msg/1047.html
米大陸首脳会議でブッシュ暗殺の可能性?(IAR-Noticiasより)
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ところで、11月3日付のIAR-Noticiasは次のような見出しの記事を掲げました。
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http://iarnoticias.com/secciones_2005/argentina/0011_negocio_maardona_antibush_01nov05.html
Maradona y el Grupo Clarín le encontraron el "filón comercial" al "anti-Bush"
マラドーナとクラリン・グループは「反ブッシュ」の「おいしい商売」に出くわした
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翻訳する余裕は無いのですが、内容だけを紹介しておきます。
このクラリン・グループは、アルゼンチンの新聞、テレビ、ラジオ、インターネット情報などの世界に君臨する巨大情報グループで、教育、スポーツ、不動産、投資、企業経営などの多種にわたって強力な事業を行っており、アルゼンチン経済の牽引車になっているとんでもない企業グループです。地元の大富豪とともに米国のゴールドマン・サックスが大株主になっています。
そしてカストロとすっかり意気投合したマラドーナの「反ブッシュ」行動はこの半年あまりの間で非常に目立っており、それをクラリン・グループのメディアが盛んに報道して煽り立てているようです。
さらにこのクラリン・グループのテレビが、同じアルゼンチン人であるチェ・ゲバラを持ち上げて「革命的チェゲバリスト」という造語をはやらせ、マラドーナをそのシンボルに仕立て上げて、アルゼンチンの若者に「反ブッシュ」を流行させようとしています。
この記事によりますと、マラドーナはカストロに合ってその「友情」を宣伝してメディアのインタビューを受ける「定価」が、1回につき15万ドル、ということです。そりゃ、やめられない。彼はそのほかに「マラドーナ教」としか言いようの無い擬似宗教グループやロックバンドなども主催しており、その後ろにこのクラリン・グループがいることは言うまでもありません。
先日も同じIAR-Noticiasがマニュエル・フレイタスの記事『ブッシュは核ミサイルを持つ狂人・・・、あるいはそれ以上のものがあるのか?』を掲載しました。これについては以下の阿修羅投稿でお知らせしています。
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http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/439.html
ウオール・ストリートに住む「ブッシュの神」(IAR-Noticias:マニュエル・フレイタス)
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単なる「反米」「反ブッシュ」は、単に『役に立たない』だけでなく、『商売のネタ』となるに過ぎないのです。ウオール・ストリートと地元アルゼンチン経済をつなげるクラリン・グループが「反ブッシュ」で実においしい商売をする、という算段です。
たぶん日本の新聞やテレビで、アルゼンチンの「反米」「反ブッシュ」運動の様子が紹介されると思いますが、まあこんなものだ、と解ったうえで、ご覧ください。