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(回答先: インドテロ、容疑者２５人を聴取 ヒンドゥー大祭へ厳戒 ［読売新聞］ 投稿者 あっしら 日時 2005 年 11 月 01 日 03:04:50)
11/02 16:36 南アジアでテロ網拡大か アルカイダの影も
約六十人が犠牲になったニューデリーの同時爆弾テロは、インド
とパキスタンが領有権を争うカシミール地方で分離独立闘争を続け
るイスラム過激派ラシュカレトイバが「黒幕」との見方が有力だ。
一方で、インドで発生した過去のテロとは手口が異なることなどか
ら、過激派が南アジアでのネットワークを拡大、連携を強めている
可能性をうかがわせる。関与を裏付ける証拠は見つかっていないも
のの、背後に国際テロ組織アルカイダの影もちらつく。
▽外国人関与？
テロ翌日の十月三十日、インド北部ジャム・カシミール州スリナ
ガルの各報道機関に「インクラビ（革命）」報道官を名乗る男から
犯行声明の電話があった。
電話を受けた関係者によると、カシミール出身者の発音ではなく
、外国人のようだったという。警察は同組織について、パキスタン
に拠点を置くラシュカレトイバの下部組織「イスラム革命戦線」と
ほぼ断定している。情報機関の当局者は、テロなどの際に通常行わ
れる過激派の無線のやりとりがなかったことなどから「いつものテ
ロと犯行形態が違う」と強調。現場から過去には見られなかった電
子タイマーの時限装置の一部が見つかっており、「外国の組織が関
与した疑いは消えていない」と語る。
▽バングラデシュ・ルート
捜査当局の目はカシミールだけではなく、ジャマトゥルムジャヒ
ディン・バングラデシュなどのイスラム過激派が暗躍する隣国バン
グラデシュにも向けられている。
ヒンドゥスタン・タイムズ紙によると、ニューデリー同時テロの
第一現場となったパハルガンジ市場でバングラデシュのものとみら
れる鉄道切符が見つかったほか、八月に同国首都ダッカなどで起き
た一連の同時テロで使われた爆弾と成分などが類似。捜査当局の一
部は「バングラデシュ・ルート」を追う。
ＰＴＩ通信に情報筋が語ったところでは、ラシュカレトイバは、
バングラデシュとミャンマーの国境地帯にある山間部に、軍事訓練
キャンプを五カ所設置。七月に起きたインド北部アヨドヤの寺院襲
撃事件の計画立案がここで行われ、今回も同キャンプが使われた可
能性があるという。
▽潜入情報
アルカイダの爆弾専門家とされるサウジアラビア人の男が数週間
前にインドに潜入したとの情報もある。今のところ男が関与した証
拠はないが、ラシュカレトイバは以前からアルカイダとのつながり
が米情報機関などに指摘されている。
今回の同時テロで、南アジアがイスラム過激派の温床であること
があらためて鮮明になった。緊急テロ対策が、バングラデシュで十
二日から開かれる南アジア地域協力連合（ＳＡＡＲＣ）首脳会議で
重要議題となるのは確実だ。（ニューデリー共同＝田辺宏）
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11/02 16:46 ラシュカレトイバ
ラシュカレトイバ パキスタンに拠点を置くイスラム過激派組織
。同国がインドと領有権を争うカシミール地方の分離独立を目指す
。１９８０年代後半に創設され、９０年代に入り活動を強化。２０
０１年１２月のインド国会襲撃事件に関与したとされる。米国がテ
ロ組織に指定、パキスタンも別のカシミールの過激派ジェイシモハ
メドとともに非合法化した。メンバーは数千人で、カシミールの実
効支配線（停戦ライン）沿いに約３０の訓練キャンプを持つとされ
る。国際テロ組織アルカイダとのつながりも指摘されている。（共
同）
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。