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2005年10月31日22時30分
ニューデリーの連続爆弾テロ事件で、警察当局は31日までに事件への関与が疑われる25人から聴取する一方、事件当時の現場付近の携帯電話通話の分析を始めるなど、捜査を本格化させた。犯人逮捕につながる情報に対して10万ルピー(約26万円)の報賞金を出すことも決めた。ヒンドゥー教最大のディワリ祭を1日に控え、治安当局は厳戒態勢を敷いている。
3カ所の現場に置かれた爆弾はいずれも同じような黒いかばんに入れられ、時限装置が付いていたことが判明。捜査当局は数人のグループによる犯行との見方を強め、3カ所の現場の犯行前後の携帯電話通話を分析している。
30日に犯行声明を出したカシミール地方のイスラム過激派「インキラブ」は96年の設立後、休眠状態だった。このため、捜査筋は同組織とつながりがあり、パキスタンに拠点を置くイスラム過激派「ラシュカレトイバ」が犯行の主体である可能性が高いとみている、とインド各紙は報じている。
パティル内相は30日、「情報が集まり始め、捜査は正しい方向に進んでいる」と語った。だが、犯人像についてのコメントは避けた。
ディワリに備えて、ニューデリーには厳戒態勢が敷かれた。当日は、ヒンドゥー教神の像や家を飾るためのろうそくを買い求める人びとで商店街はごった返す。PTI通信などによると、さらなるテロを防ぐため、デリー警察や中央警察予備隊など約8000人を市内各地に動員。主要な商店街や地下鉄、路線バスに武装警官を配置した。
http://www.asahi.com/international/update/1031/008.html