★阿修羅♪ > 社会問題2 > 683.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: Re: 救急車は有料??とは空恐ろしい。日本の場合は海難救助や山岳遭難でも無料の場合があるのに。 投稿者 gataro 日時 2006 年 3 月 13 日 13:21:44)
面白い情報をありがとうございます。
冬山などで、遭難する人は、”自業自得”なんて思っていたこともあります。夏山は かわいそう、とか(笑)。
海難事故や、夏山遭難は、冬山より遭難する可能性を推察できない、から。
海が好きなので、海で流されたらどうなるのかのは、チェックしていました。
救急車の有料というのは、(今は無料ですよ!!)私も最初は驚きました。
子供が大怪我して、お金、700ドル払えなければ、見殺し???
まあ普通、呼んで助けた後で、支払いはもめる、ということだったのでしょう。
西洋人社会は、何ていうか、根本の根本のところが本当に個人主義だと思います。
自己責任というか、助け合いは、ひとつの行動で、その基本は、個人が自立する事 というのかな。聞こえは格好いいけれど、個人が自立し、その社会の立派な一員になれないと、助け合いの輪に入れないというのかな。だから、ヨーロッパ系の人中心の社会では、非ヨーロッパ系はその輪に入ってないわけだから、時として 助け合いに入れなくて当然なのです。
もちろん、ヨーロッパ人同志も根本では、個人と個人です。
日本は、助け合いは、いくつかあるうちのひとつの行為ではなくて、もう根本。
そして 助け合いの目的が平等の維持にあるような気がします。平等がひとつの価値観ではなく、もうあって当たり前。強制平等というのか。
全員強制的に給食とか、健康のため残さずに食べようとか、まで、みんなに徹底させようとする先生。
また生徒に何がなんでも、勉強させようという姿勢とか。
遠足や、外に出て行く学校行事でも 支払いは前もって積み立てだし、払わない、という親は私の知っている限りいなかった。(学校で働いていた時期がありますので)
こんなにいくつもの旅行行事があって、高いお金がかかるのに、こどもに行かせないことを選択する親はほとんどいないのだから、すごい。(西洋の国だったら、2、3割は行かないだろうな)。プールの授業だって、一回に6ドルかかるから、払わなくて、こどもが水泳の授業をうけず、他のクラスに入って授業するのが当たり前だし。
日本は おやも学校も 生徒、児童に、差なく同じことをさせようとするもの。
批判もあるでしょうが、私は、こういう強制平等を こっちの社会と比べると、優しさ に感じてしまいます。もし、批判があるのなら、問題は、強制的平等(言い方は悪いが)ではなく、させようとしている内容を見るべきでは と思いますが。
日本には、西洋の’自由’がいい、と思っている若者が大勢いて、こちらに憧れて来る。
確かにいい所はあるのだけど、日本社会が、子供たちに日本のいい所を教えないから、みんな、日本文化を卑下していて、悲しいですね。
ただ、こちらに来て 日本の物がいかに質がいいか、日本のサービスがいかに素晴らしいか、知って帰る人は多いと思います。