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(回答先: 生活保護より低い年金から支援費本人負担が2万4千円も 投稿者 有島実篤 日時 2006 年 1 月 30 日 15:12:02)
件の女性、今までの介護保険の本人負担が、訪問介護、デイサービス、福祉用具合わせて1万7千円弱(これからいくらになるのかは分かりません)、国民健康保険料が1千800円ですが、今は医療費が殆ど掛からない(体調良好)のが幸いです。車椅子で暮らすことのできる所は限られますが、生活保護で借りることのできる3万5千円の家賃のアパートを借りたとして、残りは3万6千円。これで食費からティッシュペーパーから洗剤から靴下まで全て賄わなければならない。
さて、それだけではないのです。要介護5、身障1級の人は、訪問介護と支援費のサービスだけでは暮らすことができません。つねに誰かが側にいる必要があるのです。そういう支援制度はどこにもありません。
役所や介護関係者は、施設入所を勧めますが、今まで何ヶ所か経験してきて、どこもうまくいかなかったのです。関係者は、重度は在宅一人暮らしは無理だから施設へという固定観念を持っていますが、私は間違いだと思っています。重度者ほど個別の介護・支援が必要なのだから、相部屋の施設は無理、個室タイプの施設はこの年金では無理なのです。
今の日本では、障害者が尊厳をもって、老後を生きることなど不可能です。