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(回答先: 内臓肉と脂肪混ぜ「ステーキ」 フォルクスに排除命令(朝日新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 11 月 15 日 22:13:32)
フォルクスhttp://www.volks-steak.co.jp/から
http://www.volks-steak.co.jp/news/0511/Newsrelease2.htmより引用
2005年11月16日 株式会社フォルクス
昨日公正取引委員会より受けました排除命令につきまして、新聞やテレビなどの報道があり、お客様からお問合せやご意見を多数頂戴しております。
お客様にご心配とご迷惑をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。
頂戴いたしましたお問合せ、ご意見につきましては、個別に順次ご回答をさせていただいておりますが、ご質問の多い内容につきまして、下記に回答をまとめさせていただきます。
ご参考にしていただけましたら幸いです。
Q1、今回の「排除命令」はどのようなものだったのですか。
A 今回の排除命令の概要は、今年3月から9月まで販売しておりました「ビーフステーキ」という名称の商品について、成型加工したステーキという説明が足りず、一枚肉のステーキとの誤認を招いたため、今後このような形での販売は行わないように、という内容でございます。当社はこの処分を厳しく受け止め、今後は、景品表示法を今まで以上に遵守し、お客様に対して適切な情報提供に努めてまいる所存です。
しかしながら、商品の加工に問題があったとか、品質や原材料に問題があったということではございませんので、その点にご理解をいただきたいと考えております。
Q2、対象の商品は現在も販売されているのですか。
A 当該商品の「ビーフステーキ」は、今年9月のメニュー改訂時に販売を終了させていただきました。現在は販売しておりません。
Q3、対象の商品の原材料を教えて下さい。
A 当該商品の原材料は、一般に「ハラミ」と呼ばれている豪州産の「シンスカート」で、成型加工のために国産牛脂を10%ほどと、植物性たんぱくを微量使用しております。全ての原材料は安全性の保証されたものです。また材料肉については、この商品専用に毎月一定量を豪州より仕入れ、契約工場にて一枚肉を裁断し、成型加工しておりました。
当社としてたいへん残念なことに、『原材料に内臓肉』として、あたかも品質が劣る材料をつなぎあわせたかのような印象を与える報道が一部でなされております。
原材料の「シンスカート」は、輸入牛肉の分類上は内臓肉の扱いですが、昔から当社以外でも広く一般にステーキとして提供されているお肉でございます。また、日本では焼肉の「ハラミ」としてもたいへん人気のある部位で、脂ののったジューシーなお肉です。
Q4、なぜこの商品を販売したのですか。また、なぜ成型加工をしたのですか。
A 米国産牛肉の輸入禁止後、当社は全ての牛肉を豪州産に切り替えましたが、サーロインステーキやフィレステーキといった主要商品は折からの価格高騰を受け、値上げせざるを得ませんでした。
そこで、よりお手軽にお求めいただけるステーキとして、比較的安い「シンスカート」を利用した商品を開発したのですが、試作等の検討の結果、同じ原料肉をそのまま一枚肉として提供するより、あえて加工のコストをかけて裁断成型した方が食感や味が良く、品質が向上するという判断を下し、このようにして商品化したものです。
Q5、成型加工したことを表示しなかったのはなぜですか。
A 外食業界においては、これまでステーキに関する明確な定義や法令がなく、成型加工した肉を一般にステーキとして販売している例もございましたので、メニューには加工の表示をいたしておりませんでした。なお同時期、当社のホームページ内では、加工していることを表示しております。今回の排除命令を受け、今後はこの点の表記を徹底して参ります。
お客様におかれましては、何とぞ上記にご理解を賜りますよう、お願いを申し上げますと共に、今回の件でご迷惑をおかけいたしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。