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(回答先: 衆参選挙制度見直し指示 首相、2010年までに(共同通信)【比例定数削減→民意を一層ゆがめ、支配の永続化が狙い】 投稿者 gataro 日時 2005 年 12 月 08 日 13:55:30)
この大馬鹿者めが!、議員定数を減らすから、政治的能力に関係なく、現職が有利になるのだ。議員は地元に20人も30人もの秘書団(いわば家臣団)を抱え、都道府県会議員、区市町村会議員を配下に従がえ、あたかも江戸時代の大名のように、地元政界に君臨する。こうなると現職しての実績を謳い、選挙で絶対優勢を誇ることになる。
こうなれば新人の進出は絶望的になり、議席は世襲されるのだ。いや現在そうなっているのだ。定数の削減はドンドン一議席の国会での投票権の重みを増し、群がる利権集団(関係業界など)から、より多くの利益(献金など)を得られる事になる。しかも、これらは国会議員としての、国民全体に対する政治的献身とは、全くかかわりのない別物なのだ。いやむしろ、国民の利益を蔑ろにしても、新人候補を打ち破る為(その選挙区での議席永代占有の為)の選挙資金確保に現(うつつ)を抜かすことになるのだ。
国会議員を100や200減らしても、それは国民の幸せとはかかわりがないのだ。議員定数削減は、現職の利権を守る、より厚い壁を築くものだ。議員定数削減は一言でいえば、「現職の世襲制への道」なのだ。
また、今でさえ官僚の小ざかしい法案を満足に審議出来ない国会であるのに、この上に定数を削減したなら、より酷い官僚政治になるのは間違いない。そうなると世襲された馬鹿殿が居並ぶ国会で官僚政治(法案)の擬制民主主義が公然とまかり通ることになるのだ。
そそっかしい国民が、大新聞が国民愚脳化洗脳キャンペーンとして、繰り返している「国会の無駄を省け」、「多すぎる議員を減らせ」などに踊らされているのは、哀れとしか言いようがない。国会議員定数削減は、国民自身の代理人を減らすことなのだ。
国会議員一人減らして、年間一億円の経費節減を、イラクへの憲法を無視して派遣した自衛隊費用と比べてみるがいい。耐震設計捏造で国費を負担するという数百億の費用と比べてみるがいい。「米軍思い遣り予算」の数千億と比べてみるがいい。(国会予算は年額1300億円余だったとおもうが、関心のある人は調べて欲しい)
国会議員は国民の代理人だ。定数削減は国民の権利の削減なのだ。代議制民主主義で国民が権力を掌握する手段が国会議員なのだ。国民は自らの手段を手放すな。国会議員定数を増やせ。賢い国民よ、自分たちの権力手段としての国会議員を増強せよ。
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「良心党」を名乗って、良心の欠片もない小泉政治の「天敵」になろう。
http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/ryoshin.htm
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