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(回答先: 【巨大外資保険会社様仕様の下地作り? 姉歯は工作員か?】 「グランドステージ藤沢」の偽装認める 姉歯 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 12 月 23 日 05:19:10)
耐震偽装 総研、鉄筋52キロ推奨 教本で経費削減追求
耐震強度偽装事件で、総合経営研究所(東京)がセミナーで、建設業者に一平方メートル当たり鉄筋量を五二・七四キロに絞った“経済設計”を教本で推奨していたことが二十二日、分かった。鉄筋不足が懸念される木村建設(熊本)施工三十一ホテルの最低値と同水準で、ある建設会社は「考えられない少なさ。違法を承知でコストカットした結果ではないか」と指摘する。総研が具体的数値を挙げて鉄筋削減を推奨していた実態が判明した。
教本は平成四年六月発行の建設業経営者向け講座テキスト。内河健所長(71)が発行元。指導企業で構成する「SG会」を対象にセミナーを開催、テキストを配布した。
テキストは「今こそコストダウンの原点に戻れ」とし、「躯対(くたい)工事を徹底的に追求せよ」と提言。構造設計で、コストがどう削減できるか、「経済設計物件」とそうでない物件を対比させ、鉄筋やコンクリートなど、資材量を数値比較した。
従来型の「一般物件」は一平方メートル当たり鉄筋量七六・八二キロ、金額一万一千五百二十三円。一方、構造設計を工夫し資材量を絞った総研推奨の「経済設計物件」は鉄筋量五二・七四キロ、金額は七千九百十一円と大幅に削減されていた。
「五十二キロ」は、木村建設が衆院に提出した積算対比表の三十一物件のうち、最低の五一・一四キロに次ぐ少なさ。姉歯秀次元建築士(48)が構造計算した偽装物件十七件の最低値五九・二キロを大幅に下回る。
テキストは「外観は同じように見えても構造設計の違いで躯体数量は大きく違う」などと説明。当時の単価で計算した結果、「坪単価で五万二千九百六十五円の違いが出る」とし、「躯体工事の設計の違いだけで坪当り約五万三千円。この違いは受注活動や利益に相当影響を与えている」と結論づけている。
セミナーに出席した中堅建設会社社長は「構造に詳しくない業者が読めば感動する数値。『こんなに安くあげられるなら、この先生と組んでやればもうけられる』と飛び付くだろう。しかし、私の経験からすれば五十二キロはありえない」と指摘。総研は「担当者がいないのでコメントできない」と話している。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/23iti001.htm
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