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「グランドステージ藤沢」の偽装認める 姉歯元建築士
宅建業法違反の疑いで小嶋社長追及へ
耐震強度偽装事件で、姉歯秀次元建築士(48)が警視庁など合同捜査本部の事情聴取に、「神奈川県藤沢市のグランドステージ藤沢も偽装した」と、告発された都内の四物件以外にも偽装を認める供述をしていることが二十二日、分かった。「藤沢」は、偽装が判明した物件の中で耐震強度が本来必要な水準の15%と最も低く、建築主のヒューザー(東京都千代田区)が偽装の疑いを認識しながら入居者に知らせず引き渡した宅地建物取引業法(宅建業法)違反の疑いも出ている。合同捜査本部は、元建築士の供述を基に、「藤沢」も重点的に捜査する。
調べでは、姉歯元建築士は平成十五年二月から十六年六月にかけて建築確認が行われたヒューザー販売のマンション「グランドステージ東向島」「グランドステージ稲城」、シノケン販売のマンション「ステージ大門」、ビジネスホテル「京王プレッソイン茅場町」の都内の四物件について、構造計算書を偽造し、耐震強度を低減させた建築基準法違反の疑いが持たれている。
国土交通省もこの四物件をめぐる同法違反の罪で、姉歯元建築士を警視庁に刑事告発している。
姉歯元建築士は国会の証人喚問などで「約六十件偽装した」と証言していたが、十一月下旬以降、複数回行われた警視庁の事情聴取に、告発された物件以外に「藤沢で偽装した」などと供述をしていることが新たに判明。こうした供述から、告発物件に関与していなかったが、「藤沢」の設計を元請けしていた森田設計事務所も全国約百十カ所の強制捜査で、捜索の対象となった。
「藤沢」は十月二十八日に入居者に引き渡されたが、ヒューザーは直前に民間確認検査機関のイーホームズから姉歯物件の偽装を伝えられており、重要事項の事前説明を義務付けた宅建業法に違反した疑いがある。
合同捜査本部は、ヒューザーの小嶋進社長自身が「藤沢」引き渡し前日の十月二十七日に、イーホームズ社長から偽装を直接告げられていた事実にも、関心を寄せている。
このため合同捜査本部では、告発物件以外に「藤沢」の捜査も進め、同法違反容疑で小嶋社長本人を追及する方針だ。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/23na1002.htm
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