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(回答先: 警察庁長官は記者会見を開いていなかった!? 投稿者 World Watcher 日時 2005 年 11 月 06 日 22:49:15)
1996年8月26日、『朝日新聞』(朝刊)は社会面トップで、愛知県警察本部総務部が長年、裏ガネづくりを行っていたとするスクープを掲載した。
《朝日新聞社が入手した文書類は、愛知県警本部の中枢部局である総務部の一九八二年まで十数年分の裏帳簿や旅行命令簿、伝票類など。関係者の話や帳簿類によると、総務部では当時、各課でカラ出張を行い、その旅費をプールする方法で裏金をねん出。裏金に回したのは、旅費予算の八割にものぼる。裏金の額は総務課だけでも年間五百万円を超していた。総務、会計、広報など五課があった総務部全体では、一千万円を超していたとみられる》
しかし、漆間巌(うるま・いわお)愛知県警本部長(当時)は、「経理は適正に行っている」と全面否定した。会計検査院が愛知県警を実地検査したり、愛知県議会が追及したりしたが、結局、うやむやで終わった。その後、漆間本部長(同)は順調に出世し、2004年8月、警察庁長官までのぼりつめた(現職)。
上記スクープは落合博実(おちあい・ひろみつ)朝日新聞編集委員(当時)の手になるもの。2003年5月、落合氏は朝日新聞社を退職し、以降、フリーランスとして活躍している。
最近、落合氏は愛知県警総務部の裏帳簿に、「漆間」という名前が記載されていることに気がついた
http://incidents.cocolog-nifty.com/pdf/urachobo1.pdf">〈昭和45年1月6日 漆間前警務課長尊父香典 3,000円〉
http://incidents.cocolog-nifty.com/pdf/urachobo2.pdf">〈昭和46年3月16日 警察庁漆間警視正みやげ代 3,330円〉
時期と役職(前〈愛知県警警務部〉警務課長)、階級(警視正)からして、これらは漆間巌警察庁長官(警察庁キャリア・1969年入庁)ではなく、兄・漆間英治(うるま・えいじ)元中部管区警察局長(同・1958年入庁)を指すとみられる。
「1996年、この記載に気づいていれば、もっと漆間本部長(当時)を追及できたのに残念です。それにしても、兄が裏ガネを使い、弟がそれを隠蔽する。警察は救いようがない組織です」(落合氏)
漆間“裏ガネ”兄弟にも取材すべく、まず英治氏が住む超高級マンション(東京都世田谷区)を訪ねた。ちなみに、隣人は國松孝次(くにまつ・たかじ)元警察庁長官である。
筆者がインターホンで取材趣旨を伝えると、妻が「主人は入院しています。そういう話は聞きたくありません」と答えた。いくら元キャリアとはいえ、その生涯賃金で購入できるはずがない超高級マンションに住みながら、説明責任を回避することは許されないと思ったので、裏帳簿のコピーと「これらの記載事実に間違いはございませんか?」などと尋ねる質問状を置いてきた。
翌日、英治氏から筆者の自宅の留守番電話にメッセージが入っていた。
「漆間と申しますが。ご質問があるということなんで、電話したんですけども。今、入院中ですから、こちらにはそちらから(電話を)かけられませんので、また改めて電話します」
しかし、英治氏から2度と電話はなく、こちらから何度も英治氏宅へ電話したが、留守番電話が対応するばかりだった。
漆間巌警察庁長官には、警察庁広報室を通じ、「愛知県警察本部長時代、裏帳簿に英治氏に関する記載があると知っていたか、予想していましたか」と質問した。後刻、広報室から「お尋ねのような記載があったとは承知しておりません」と回答があった。
また、広報室は「ご指摘の愛知県警察における裏帳簿とされるものについては、報道された平成8年当時、相当以前のものであり、愛知県警察において確認のしようがなかったものと承知しております」ともしている。
しかし、これが真っ赤なウソであることは、記事を改めて検証していく
http://incidents.cocolog-nifty.com/the_incidents/2005/09/post_b4c5.html">http://incidents.cocolog-nifty.com/the_incidents/2005/09/post_b4c5.html
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