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(回答先: 『メディア危機』 金子勝 アンドリュー・デウィット 共著 投稿者 外野 日時 2005 年 10 月 28 日 21:07:20)
もっと単純で簡単な話じゃないかと思うんです
外野さん。興味深い資料、ありがとうございます。ただ、『操られない人間になるために』というのは、もっと簡単で単純な話じゃないのかな、と思うんです。
9・11以後の「メディアの危機」に関して、他にもたぶん何人かの人が書いているだろうと思いますが、9・11を「イスラム・テロ」であると認めてしまう立場からでは、何をどのように批判してもすでに後手を踏んでいるわけであり、結局はどうにもならないでしょう。
この数年間の世界の変化に関しては、あの9・11がスタート地点、つまりすべての『原点』なのですが、あの出来事を「おかしいじゃないか」と思うことは、金子勝教授とアンドリュー・デウィット氏が述べておられるような小難しい話ではないと思います。
これは私が常に繰り返していることなのですが、操縦免許とりたてのど素人に毛の生えた程度の若い「イスラム・テロリスト」たちが、秒速100メートルものスピードで飛ぶ大型旅客機を、しかも2機目などはやや旋回しながら、あの細いWTCビルのど真ん中に、2機とも命中させ、そして上階の方の火災は解るとしてもそれでビル全体が上の方からスルスルとバナナの皮をむくように崩壊していった、WTC7ビルなど、飛行機も当たらず火災もほとんどたいしたことが無いのに崩壊した。ペンタゴンにいたっては地上スレスレに滑走するように突っ込み、しかも機体の破片がほぼ全く見られない、エトセトラ。(私はこういった風景をスペインでTVを見ながら『エッ?何?これ?』とクビを傾げていましたが。)
続くマスコミ報道によると、19名からの「武器を持ったテロリスト」が4つの飛行機の搭乗を何一つ咎められることなく通り抜けた、厳重なはずのワシントンの防空体制がなぜか全く機能していなかった、ペンシルバニアに墜落した飛行機の残骸が全く報道されない、エトセトラ。
これが本当なら、運転免許取立ての人間が3回立て続けにF1グランプリで優勝して、フェルナンド・アロンソが首をつって、セナが化けて出てきても不思議は無い。あるいは大相撲で、序の口に入りたての、同じ部屋の若い衆3人が、大関、横綱をバッタバッタとなぎ倒し、3場所続けて優勝し、しかも何の八百長もなかった、というようなことを信じるにも等しいことです。
これを「なんかおかしいよ、コレ」と感じることが、大学の先生がわざわざ本まで書かなければならないほど、そんなに難しいことなのでしょうか。(それとも金子先生は9・11を「これはおかしくない」とでもお思いになったのかな?)
あの9・11を見て『おかしい、と思うか、思わないか』、思うというよりはそれを表明するのかしないのか、がすべてを決すると思います。「これ、おかしいよ。こんなこと信じられない。」と言うのに高校生以上の能力が必要なわけがない、誰にでも出来ることだと思います。
『操られない人間になるために』というのは、現実に起こっている、あるいはそのように報道されていることに対して、「何かおかしいよ、これ。信じられないよ。」と極めて即物的に感じることからスタートするのであって、まずこのスタートが無い限り、何をどのように語っても、結局は言葉の遊びにしかならない、つまり何の実効力も無いものになってしまうのではないか、と恐れます。
即物的な単純なものを、何か複雑なもののように感じさせるところに、メディア・リテラシーの欠如が起こる、というか、始まるのであり、いったん「おかしなもの」を「おかしくない」としてしまった以上、次々と『欠如の連鎖反応』が起こって、もうどうにもならなくなるでしょう。
『メディアの危機』を言うのなら、金子勝教授とアンドリュー・デウィット氏には、「9・11同時多発テロ」というマスコミ用語を追放する運動を、ぜひとも起こしていただきたいと願っています。(NHK出版じゃあつかってくれないか。笑)
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