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(回答先: 日中両国の「政治力の差」、「技術力の差」、「構想力の差」を痛感させられたショック 投稿者 川上久一郎 日時 2005 年 11 月 15 日 15:55:48)
「この国のかたち」わ読んで分ることは、司馬の文章の背後には彼がマスターしているモンゴール語と中国語が感じられ、それが現状認識と歴史理解の懐の深さになっていると感じさせる。副島もベンサムやロックについて多くを論じているが、ロックを読むときにわれわれが苦労させられるのは、特に注などにギリシャ語やラテン語が出てくることであり、それでついつい英語訳で理解したつもりになって、納得してしまうのが日本の学者の水準だ。ということは二次情報での理解である。副島先生がギリシア語までできるかどうかは知らないが、司馬遼太郎の場合は『脳ある鷹は爪を隠す』が感じられるが、あの劇画を使った司馬遼太郎攻撃の浅はかさから見ると、副島の場合は『生兵法大怪我の元』のような感じがする。
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