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(回答先: 徹底した議論を行わずに司法の場に信仰の問題を委ねるという姿勢自体が、国家の宗教に対する干渉を強める 投稿者 TORA 日時 2005 年 10 月 17 日 15:07:07)
日本も中国も靖国をあまりにも重視し過ぎている。しかし、中国には「侵略戦争の過去を反省しない日本を恫喝する」というリアリズムもあると思います。
しかし、日本は中国の国家戦略とは関係なく、靖国という宗教ではなく、リアリズムを国家の精神の中心に据えるべきだと私は思ってます。今の日本は幕末の志士の時代ではないのです。精神的にも現代国家に生まれ変わらねばなりません。そのためには世俗主義が中心とならねばなりません。
ちなみに左翼が中国と連帯といいますが、新左翼はトロツキストが多いので、多くは現在の中国とは敵対関係にあると思います。ただ、非宗教的な世俗主義という点では一致しているといえるでしょうが。宗教的シンボルで国民を統合するというのは現在の日本と国際環境には合わないと思う。中国の場合は、共産党自体が宗教的シンボルになってしまっているかも知れないが。
靖国はあくまで戦前日本のシンボルだと思います。韓国や中国の反応以上に、国民統合のシンボルを現実主義のものに変えるということが大事だと思います。
前近代的情念による国民統合から近代的国民統合に変えても、無国籍人間にはなりません。それはフランス、ロシア、トルコ、中国、ドイツ、インドでも明らかだと思います。
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