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(回答先: 【日歯連村岡裁判】橋本元首相「元長官が裏金化決めたとは思えぬ」と証言［朝日新聞］【“旧友”へのギリギリの援護？】 投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 12 日 00:54:04)
自民党旧橋本派のヤミ献金事件で起訴された元官房長官・村岡兼造被告（74）の公判に、橋本元総理大臣が証人として出廷しました。かつては同じ派閥にいた2人の直接対決です。
裁判長の「ご記憶があるのに、記憶がないというのも偽証になりますので、正直に述べて下さい」という異例のひと言で、橋本元総理の証人尋問が始まりました。自民党旧橋本派へのヤミ献金事件では、1億円の献金を政治資金収支報告書に記載しなかった罪で、元官房長官・村岡被告が在宅起訴されましたが、ほかの幹部たちは起訴されていません。日歯連側から1億円の小切手を受け取ったとされる橋本元総理は、あいまいな供述を繰り返していました。無罪を主張する村岡被告の弁護士は、献金受け取りの状況について聞きました。
村岡兼造被告の弁護士：「会合には誰が参加したのですか」
橋本元総理大臣：「その日の記憶が欠落しております」
村岡兼造被告の弁護士：「1億円の小切手を受け取りましたか」
橋本元総理大臣：「ほかの方が口をそろえてそうおっしゃるのであれば、あったかもしれない」
村岡兼造被告の弁護士：「村岡さんが起訴されましたが、どう思いますか」
橋本元総理大臣：「がく然としました」
村岡兼造被告の弁護士：「どういう意味ですか」
橋本元総理大臣：「広辞苑引いて頂ければ、大いに驚いたという意味なんじゃないですか」
そして、村岡被告が直接、橋本元総理に尋問しました。
村岡兼造被告：「会計責任者に1億円の小切手を渡した時、『領収書を出せ』とは言ったんですか」
橋本元総理大臣：「領収書や手続きの指示をしたことはありません」、「先輩の聞かれる趣旨が分かりません」
また、献金処理について、橋本元総理は「（Q．献金の処理について聞いたことはありますか）ありません。（Q．じゃあ誰が聞いたんでしょう）野中事務総長でしょう」と述べました。
村岡兼造被告：「供述書と証言のものすごい違い食い違いが多々ある。1億円の小切手をもらって領収書を出さないことは、信じられない。あり得ないことだ」
証人尋問は5時間近くに及びましたが、事件の真相は明らかになりませんでした。次回の公判には、野中元幹事長の証人尋問が行われます。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index3.html?now=20051011252924
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