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(回答先: 国防長官来日見送り 日米同盟に陰り 「普天間」停滞 首相丸投げ状態―「産経新聞」 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 10 月 08 日 00:12:22)
米、不快感の表れ 村田晃嗣・同志社大教授
ラムズフェルド米国防長官は、訪日を見送ることで、普天間飛行場の移設問題が進展しないことに不快感を表明したと思う。
在日米軍の再編について、米国はこれまで「郵政民営化が成立するまで待とう」という姿勢だった。しかし、小泉首相が総選挙で圧勝したにもかかわらず、在日米軍再編やBSE(牛海綿状脳症)交渉といった日米間の問題は滞ったままだ。ブッシュ政権はハリケーン被害、イラク問題、原油高騰で苦しい立場に立たされている。
普天間飛行場の移設先がキャンプ・シュワブになろうが、辺野古沖の浅瀬になろうが、戦略的には大同小異だ。普天間飛行場が現在のまま使用できるのならば米軍にとっても問題はない。だが、昨年八月に米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落したような事故が再び発生すれば、事態は深刻になる。
それにもかかわらず、再編交渉が進まない原因は小泉首相の無関心にある。小泉首相は衆院選の圧勝でフリーハンドを得て、公務員削減など世論受けすることにしか関心がない。しかし、地元への説得や米国への妥協といった汗をかくことを嫌がっている。BSE問題も、食品安全委員会に任せきりでリーダーシップをとろうとしない。
ブッシュ米大統領と小泉首相の信頼関係は強固だから、日米交渉が停滞することによる影響は、短期的には小さいだろう。しかし、現在の良好な日米関係は小泉首相の個人資産だ。次の首相はこれを相続することはできない。逆に、今は「赤字」がたまっている。この「赤字」は数値化できないが、貿易赤字よりも深刻な問題だ。(談)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/07iti002.htm
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