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(回答先: それにしても、民主党前原新代表は何も分かっていない。 投稿者 考察者K 日時 2005 年 10 月 02 日 18:33:17)
民主党よりも立派じゃないか。
「郵政民営化には賛成したけど改憲には賛成してません。」
って言ってくれ!杉村先生!
自民党の中で「憲法9条を世界に広める会」を作ってくれ。
ブログを立ち上げてくれ。
応援するゾ!
郵政民営化したらどうなるのかはじっくり話をしよう。先生。
<以下、民主党員「岡田ゆうじ氏」のブログの引用>
http://ameblo.jp/senkyo/entry-10004667443.html#cbox
2005-09-27 16:25:48
杉村太蔵衆議院議員についてテーマ:ブログ
落選の報を受け、1ヶ月強という短い期間ながら、十分に寝る間もなく全力で闘い続けた結果として、心底疲れ、落胆し、日々がよく訳のわからない、何も考えられずに過ぎ行く中、テレビをつけると、26歳史上最年少自民党議員として、杉村太蔵議員のことがテレビで取り上げられていました。
解散前、電話で党本部に確認したところ、私が党内最年少候補だと聞いていたので、私はてっきり自分が自民党の全国最年少候補だと思っていたのですが、その後の公認でこの杉村議員が私よりさらに若い公認候補として選ばれていたようです。もともと比例単独の人のプロフィールはあまり公表されない場合が多いので、党の選対の人もマスコミの人も、かなり熱心に調べていた詳しい有権者の人も、私のことを党の最年少候補だと思っていたようです。
「料亭に行きたい」「BMWを早速注文した」など、公職者としての認識に欠けるとされる発言が相次ぎ、当初バッシングもあった杉村先生ですが、現在ではそれも落ち着き、世間の見方は概ね好評のようです。正直、議員待遇が国民の血税で賄われていることに対し、あまりに無頓着な発言であったと思いますが、私と同じ20代の若い人が国会議員となられ、マスコミの注目を浴びていることに、私自身も客観的には喜ばしく思うところです。
「大物政治家候補」「将来の総理大臣」と持て囃され、武部幹事長からマンツーマンで指導を受け、小泉総理からも直々に激励を受けている杉村衆議院議員を羨ましく思いながら、何点かの視点から彼を取り巻く政治状況について分析してみたいと思います。
1.マスコミの寵児
杉村議員の最大の功績は、選挙中マスコミの報道が自民一色で、選挙後ようやくマスコミもこのままではいけないと民主党にフォーカスをあて始めたところ、党代表に新しく就任した前原誠司議員もかすむほど、今度は小泉劇場の産物・「タナボタ議員」としてテレビの注目を一身に浴びたところにあります。
民主党は覚醒剤問題や、小沢一郎議員の煮え切らない態度も相まって、ますます埋没していった感があります。43歳で野党第一党の党首になるというのは、イギリスのトニー・ブレアも髣髴させる大きな出来事ですが、老若男女、世代を問わず世間の関心を集めているとは言いがたい状況です。でも「杉村太蔵先生の名前なら知っている」という人は多いはず。そういう意味では、失言をきっかけに名を成した稀有な政治家の例と言えるかもしれません。
2.政治感覚・公金感覚
「BMWを予約した」「新幹線はグリーン車に乗り放題」「真っ先に議員報酬の額を調べた」「料亭に行ってみたい」などの発言は、議員年金に代表されるように、今国民の間で政治家の待遇に対する不満が臨界点にまで達している中で、我々政治関係者にとっては度肝を抜く内容でありました。ましてや議員報酬は国民の皆さんの、汗と血による尊い税金から捻出されています。言語道断だという意見もよく分かります。
マリー・アントワネットが、生活に困窮する市民に対して「パンがなければケーキを食べろ」と言ったのに近いものがあります。私が思うに、要するに「怒らせようとして言った訳ではなく、単に理解が欠けていた」のだろうと思います。これらの発言については、杉村先生ご自身も反省をされておられるようです。
ただ、私がもっとびっくりしたのは、比例単独とは言えまがりなりにも自由民主党公認で選挙に立候補しておきながら、当選するまで議員待遇の内容を知らなかったところです。普通、政治家を志す人間は、詳細までは知らなくとも、議員の職務内容と義務、特権と待遇ぐらいは知っているものです。ルールも知らずにサッカーに参加したようなもので、「本当の意味での市民候補」だな、とも思いました。
3.選挙で苦労をしていない
多くの大物政治家が落選した中、自身は何の選挙運動もしていない(選挙の手伝いはされていたようですが)杉村議員が、当選して議員待遇に嬉々としている姿は、自らの犠牲もいとわずに必死で応援したにも関わらず候補が落選してしまったという有権者にとっては、正直辛いものがあると思います。
ましてや杉村議員は、国会議員になったことで法律や統治に対する権力を持ったことを喜んでいたのではなくて、報酬と待遇について真っ先に喜んでいます。森前総理の「忸怩たる思い」を通り越して、厭世の思いすら抱かせられるのかもしれません。しかしこれが比例代表並立制という選挙制度の持つリスクでもあります。
杉村議員は正式に公職選挙法に定められた比例代表制によって、自由民主党の看板を背負って当選してきた議員ですので、裏口でもなんでもない、れっきとして当選した国会議員であります。当選の法的正当性については、誰もそれに異議を唱えることは出来ません。しかし、制度論として、比例代表並立制への疑問を感じる契機となったことは間違いないと思います。これは、杉村議員が政治家としてふさわしいかどうかということではなく、自身に対する選挙を全くせず、政治家としての意識・心の準備も特段なかった人が当選してしまうことに対する問題提起であります。
4.憲法に対する考え方
私が杉村議員の発言を聞いて一番印象に残ったのは、憲法に対する発言です。杉村議員は陳謝会見で、憲法第九条のことを、「戦争を放棄するすばらしい憲法」「世界に広めたい」などと記者会見で発言したそうです。
野党・民主党の党首でさえ、実態と合わない9条2項を削除すべきだと堂々と主張している中で、彼の護憲発言には正直驚きました。別に護憲がいけないということではなく、今憲法改正を着々と進める自民党の、公認で選ばれた衆議院議員がここまで堂々と護憲を主張したことに対する驚愕です。
要するに、自民党は公認候補擁立の際、郵政民営化についてはきっちりと民営化賛成の宣言書を書かせて(私も書きました)、郵政については全候補統一した姿勢を整えましたが、憲法については、改憲・護憲おかまいなく公認したことになります。
党の公認については高度な政治判断であり、一党員であるに過ぎない私がつべこべいう権利はありませんが、少なくとも何度も面接をする機会があったのであれば、憲法に対する政治姿勢を確認するか、もしくは自民党候補の条件とされる憲法観を提供すべきであったと思います。マスコミはあまり彼の護憲発言について重視していないようですが、二大「改憲」政党政治・オール保守政治の中、ジリ貧でも必死に護憲を訴えている社共関係者にとっては複雑な思いがあるのではないかと思います。
5.20代・若者の代表としてぜひ頑張ってほしい
色々と書きましたが、杉村先生には国民の代表として、20代・若者の代表として、国会で政治家として活躍してほしいと本心から思います。奇抜な発言を注目されるのではなく、国会で成した大業について注目される、そういう日が来ることを切に祈っています。
「20代の若造でもここまでできるのか!」と周りの古株の政治家から恐れられるぐらい、未熟で人間的魅力には欠ける私には果たせなかった夢を是非国会で発散してほしい。一落選者として切に思っています。
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コメント
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■憲法9条
タイゾー議員のあの発言は、9条1項の戦争放棄の部分についてですから、問題はないと思います。総理が、靖国参拝が話題になるたびに言っておられるような、2度と無謀な戦争を繰り返さないという決意の部分は、むしろ強調して、9条2項改正にたいする誤解を防ぐことが、大切なことだと思います。
おっさんおっさん (2005-09-28 20:35:39)
■コメントありがとうございます
なるほど。
「9条賛美」=「護憲」というのは、硬直した発想かもしれませんね。
勉強になりました。ありがとうございました。
岡田裕二 (2005-09-28 20:44:54)
■同じく
前原代表も9条1項はおそらく誰にも異論はないだろう、2項で個別的自衛権、集団的自衛権のどこまで認めるかが問題と逝っている。
いずれにせよ、貴殿はもう一度タイゾウ先生の会見を観たほうがよいよ。彼は非常に慎重に発言していた。
私は逆に彼の戦争放棄発言に文句つけてる貴殿に違和感を覚えました。
あとタイゾウ先生はBMWを購入も予約もしていないので許してあげてください。
2chより来ますた (2005-09-28 23:34:07)
■タイゾー君と比例
戦争放棄を素晴らしいと強調するのであれば、自衛権についても言及すべきだった。
自衛の為の戦争・交戦権をも放棄する、というのであれば、政治家失格だ。
タイゾー君の意見は肝心な部分がいまひとつ曖昧なので、もう少し突っ込んで聞いてみる必要がある。
ブログ主さんが、タイゾー君の憲法観に疑問を呈するのは当然だ。
それと・・・いまの国政における最大の課題は「郵政問題」ではなく「拉致問題」だ。
朝鮮人による日本人拉致は日本に対する国家主権の侵害であり、日本人に対する最大の人権侵害である。
BMWを購入しても構わないから、この件に関してはきちんと意見を述べて解決に向けて取り組んで欲しい。
これはタイゾー君だけではなく、政治家を志しているここの岡田ゆうじさんに対してもそう願う。
タイゾー君はなんだかんだいっても1期で終わる。
比例議員が長続きする道理が無い。
きちんとした手続きに則って国会議員になったので、そのことに文句をつけるのは許されることではない。
が、それでも私は小選挙区で勝ち上がってきた議員しか衆議院議員として認めない。(拉致議連の議員を除く)
比例区で棚牡丹で当選してはしゃいでいるのはただのアホだ。
比例区で救済されて喜んでいる雑魚ははっきり言っての恥知らずだ。
大事なのは目先の当落ではない。
政治家は選挙区で投票用紙に自分の名前を書いてもらってはじめて政治家とたりうる。
一人でも多くの選挙民に自分の名前を書いてもらうことだ。
LYNDON B.JOHNSON (2005-09-29 06:49:52)
■残念でしたね、岡田さん。
タイゾー君って、今の若者の代表なのでしょうね。何をやっても悪びれることのない厚顔無恥。そういう奴が、貧乏人のことを本気で考えられますか。突然、金と地位を得たガキが考えることは、ヤルことだけですよ。
そんなガキの新人研修のために私の金を使わないで下さい。彼によって恩恵を受けたマスコミと、白痴の女に貢いでもらって下さい。
oyajigoe (2005-09-30 05:20:25)
■太蔵君のバックグランドは・・・
大事なことを見逃すところであった。
杉村衆院議員の父親が歯科医師であるという事実である。
武部勤幹事長は、公募に応募してきた杉村衆院議員の経歴書から家族構成を見て、
父親の職業に目を見張ったはずである。
日本歯科医師会は、日本医師会、日本薬剤師会といういわゆる「3師会」のそれぞれの政治団体が、
莫大な政治資金を持っていることを当然知っている。
これらの団体は会員の親兄弟が自民党政治家として立候補する場合、
資金面でも支援することになっている。
杉村衆院議員は、歯科医師でなくても、父親が歯科医師であることに目を向け、
直ぐさま、「合格」判定したのではないか。
橋本龍太郎元首相の引退に伴い、3師会への政治的影響力が低下している。
利権に目敏い政治家が、これを見逃すわけがないのである。
奇しくも、日本歯科医師会の政治ヤミ献金をめぐる事件の裁判が行われ、
旧橋本派の重鎮・青木元官房長官が証人として出廷するとなれば、
この大物政治家に恥をかかせてはならないと考えてもおかしくはない。
と考えれば、杉村衆院議員は、自民党執行部にとって、
とくに武部幹事長にとって、同郷・北海道に住む杉村一族を疎かにはできない。
大変な「金づる」になるからである。
うっかりして、杉村衆院議員のバックグラウンドを見過ごすところであった。
杉村衆院議員が、「ニート」や「フリーター」の問題はともかく、
すでに「日本歯科医師会」を背負っている「利益代表」にもなっていると見なくてはならないだろう。
Lyndon B. Johson (2005-09-30 07:53:50)
■同年代として
あれだ、http://www.ne.jp/asahi/home/textnerd/gpm/words/ これあげる。タイゾーにはガンパレをプレゼントしたほうがええ。
去年、自分は14年間、思考を重ねた結果、「亡国規定の制定を」と投書して「自由民主」に実名で掲載されました。本当に交戦権を放棄するなら、当たり前の発想だと思うんですがね。
「そのような事態は想定していなかった」で今まで何千人が犠牲になった事でしょうか?
自分は今日で26歳、タイゾー議員と同年齢です。自分が危機感を持って亡国時の亡命政権だ、小泉純一郎が総理になるのは日本の終戦処理内閣なのか、それとも亡命政権首班なのか、なんかと夢想してた頃、彼は青春を目いっぱい謳歌してたわけですよ。
亡国の悲しさなんか理解できんわけです。
自分の地元じゃ400年前の亡国経験の影響でウソ伝承が地域の隅々にまではびこってて、悩みの種になってるんですがね。
岡田さん、わが地元で前回の惨敗から様々な悪条件をかいくぐって奇跡の比例復活を果たした山本幸三議員のように、次回、再起を果たしてください。負けなければ、勝つんです。
ちく@無類の稲荷寿司好き (2005-09-30 22:14:27)
■タイゾーは民主党よりも立派だ。
戦争放棄を改めて明言した事に拍手を送る。民主党は戦争党になったのだからつぶれればいい。
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