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(回答先: 【関連】 言葉や文化で壁 孤立する在日外国人 【東京新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 2 月 19 日 22:22:19)
□[滋賀園児殺害]鄭容疑者、農村支える「中国の嫁」/毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1727792/detail
[滋賀園児殺害]鄭容疑者、農村支える「中国の嫁」
滋賀県長浜市で園児2人が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された鄭永善容疑者(34)は、結婚仲介業者の紹介で日本に嫁いでいた。琵琶湖と伊吹山地に囲まれた湖北地域にある長浜市。この地域には、同様に来日した中国人女性も多い。中国には、日本人との結婚をあっせんするヤミ業者もなお存在する。異文化の日本で暮らす中国人妻たち。ストレスの強さを指摘する声もある。
◇文化の違いでストレスも
鄭容疑者は中国・黒竜江省の農村出身。捜査本部によると、仲介業者を通じて手紙と写真を交換した上で、中国で日本人の夫(47)と面談。中国で結婚式を挙げ、99年8月に配偶者の資格で入国した。数年来の付き合いという友人には「日本人男性5、6人と中国で集団見合いをして知り合った」と告げたという。
複数の中国人妻が暮らす集落もある湖北地域。長浜市内には「結婚へのいざない」と書かれたオレンジ色の看板が残る。黒竜江省出身の中国人女性と日本人男性を取り持つ仲介業者だったが、数年前に店をたたんだという。この業者が住むとみられる家を訪ねたが、家人は「取材は受けません」と話すだけだった。
関係者によると、こうした業者に日本人男性から払われる手数料相場は、300万〜500万円。岐阜県内で仲介業を営む女性は「渡航代や現地滞在費がかさむが、200万円あれば最低限のもうけは出る」と明かす。
需要を支えるのは、農村部の慢性的な嫁不足だ。湖北地域では、高齢の父母との同居や農作業をいとわない「中国の嫁」を好意的に受け止める声もある。
中国に金や物を少しでも多く送りたい妻たちと、出費に慎重な夫たち。滋賀県内で中国人妻の相談を受けている中国出身の女性(50)は「業者を介した結婚で、日本人の夫の多くは40代後半から50代。中国人妻は20代でほとんどが貧しい地方出身。文化の違いの上に、世代や生活水準の違いも大きい」と話す。「周りの親が目をそらす」と、幼稚園で日本人の親と会話できない悩みを相談した女性もいたという。【服部正法、高橋慶浩、平野光芳】
2006年02月22日03時33分