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(回答先: 島村元北大教授を逮捕 2000万円詐取容疑 権限偽り地震計売却 札幌地検(北海道新聞) 投稿者 シジミ 日時 2006 年 2 月 03 日 00:17:43)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060202&j=0022&k=200602021862
2006/02/02 14:23
ノルウェー・ベルゲン大への海底地震計の売却をめぐり元北大地震火山研究観測センター長(教授)、島村英紀容疑者(64)=東京都練馬区=が詐欺容疑で札幌地検に逮捕された事件で、海底地震計をやりとりする窓口となっていたベルゲン大の教授に対し、島村容疑者が昨年一月、金の授受があったことを隠すよう依頼する電子メールを送っていたことが二日、分かった。札幌地検もこの事実を把握しており、同容疑者に犯意があったことを示す重要な証拠とみているもようだ。
関係者によると、メールは英文で「私に金を支払ったことが明らかになれば、私は大学を辞職しなければならなくなる」などとし、金が自分の銀行口座に振り込まれたことを隠すよう求める内容になっているという。
北大は内部告発を受け○四年十二月に調査委員会を設置。島村容疑者がメールを送ったのは、北大による調査が本格化していた時期にあたる。
島村容疑者は○五年四月に北大から刑事告訴された際、北海道新聞のインタビューに対し、海底地震計売却のいきさつについて「ノルウェー側から『形式だけで良いから、売ったことにしてくれ』と再三言われ、研究者仲間として断り切れなかった。(研究の)スポンサーであるノルウェーの石油会社などが『自前の地震計を持たないと研究費を出さない』と言い出したからだ」などと説明していた。
島村容疑者はまた、ノルウェー周辺の共同研究で使用中の複数の地震計について「ベルゲン大側がそのいくつかを『買収した』と国内向けに主張してもかまわないことにし、形だけの売買契約を結んだ。ノルウェーからは『代金』の名目で研究費を受け取り、すべて共同研究に使った」などとも主張。
島村容疑者は「売却は形式的なもので、私的な流用は一切ない。罪には当たらない」と強調し、逮捕後もこの主張を崩していないとみられる。