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(回答先: 羽越本線、19日に運転再開−事故現場は徐行 (山形新聞) 投稿者 ウソ捏造工場 日時 2006 年 1 月 18 日 21:27:29)
http://yamagata-np.jp/gogai/gogai20051225.html#33
昨年末の大惨事から25日。不通となっていたJR羽越本線の鶴岡−酒田間で19日、運転が再開された。同区間の各駅では、事故発生前と変わらずに、通勤通学を急ぐ人たちの姿が戻った。「センター試験(21、22日)の前に再開して良かった」と安堵(あんど)する受験生や、「定時に出社できる」と話す会社員。一方で、深い悲しみを抱えた遺族も言葉少なに現在の心境を語った。
同日午前8時前後、鶴岡、酒田両駅は通勤通学の乗客たちであふれた。砂越駅から乗車し酒田駅に降りた酒田南高3年の石川公康君(18)=酒田市田沢=は「センター試験当日は代行バスに乗ろうと考えていた。遅刻が心配だったが、試験前に開通して本当に良かった」と笑みを見せた。鶴岡駅に到着した鶴岡南高2年の佐藤優人君(17)=庄内町深川=は「列車が動かなくて遅刻が続いた。安心して通学できる」と話した。
通勤のため藤島−酒田間の列車を利用する会社員伊藤郁夫さん(54)=酒田市新橋4丁目=は藤島駅で「事故現場付近は吹雪でよく見えなかったが、亡くなられた人たちのことを考えた」と神妙な面持ち。「代行バスでは遅刻することが多かったが、列車の運転再開でほぼ時間通りに出社できる」と語った。
一方、新潟県長岡市に住む遺族は、娘を失った悲しみを胸に、この日を迎えた。
「再開は了承した。運休が続き、困っている沿線住民がいる。それより何より事故はもう起きてしまったこと。何をしても、何があっても娘が帰ってくるわけじゃない」と語る。
再開前の説明に来たJR社員には、こうした惨事が二度と起きないよう、「庄内町だけでなく、全国の強風区間で今回の事故を教訓にしてほしい」と訴えたという。「今は、事故を思い出すのがつらい。それほどの心の余裕はない」と話した。
(1月19日付夕刊)