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(回答先: アスペルガー症候群と犯罪の関係についての疑問 西岡昌紀 投稿者 西岡昌紀 日時 2005 年 12 月 11 日 13:47:22)
アスペルガー症候群のような患者の分類で犯罪発生率(相関関係)を研究すること自体にどのような
意味があるのか、どのような問題が生じるか、という問題だと思います。人種や民族、国による犯罪率
を統計学的に検討して「相関あり。」とする研究は学問の世界で受け入れられるでしょうか。
西岡さんも私も男(男性)ですが、「男性は女性に比較して殺人を犯す率が5倍ほど高い。」「性別
と殺人は非常に強い相関がある。何しろ5倍も比率に違いがある。」 という統計的事実に、男として
何か意味を感じますか。誰も男に生まれたくて男に生まれているわけじゃあなし。
貧困と犯罪は相関があるかといえば相関ありでしょう。お金(経済的理由)が原因で多くの犯罪が
おきています。自分が必要とする以上のお金に恵まれている人々にはこの種の犯罪はおきません。です
が、貧乏人を犯罪者又は犯罪者予備軍とみなすことは、普通の良識では、行いません。「アスペルガー症
候群と犯罪率には強い相関がある。」 という研究結果が出たとして、医者の義務はその結果を覆い隠す
ことでしょう。患者に不利なことを行うことは禁忌です。
最近の凶悪犯罪といえばペルー人男性が容疑者として逮捕された幼児殺害事件です。真犯人だと仮定し
て話を進めますが、偶発的殺人で計画性は認められません。凶悪性は認められるでしょうか。
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チョコレートを食べながら道端で座っていたら可愛い女の子が歩いてきた。声をかけたら近くに寄って
きたので話をしたら(そしてさわったら)、怪訝そうな態度で逃げようとしたので捕まえた。暴れるので
首を絞めてしまい、気がついたら死んでいた。慌ててダンボール箱に入れて捨てた。
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このようなことをしてしまう者は正常者ではありません。普通の人であれば女の子が逃げても首を
絞めてしまうようなことはありません。間違って殺してしまったとしても、犯行を隠すことを考えるで
しょう。遠くの山林に埋めるとかバラバラにして下水に流すとか。犯人は明らかに正常な(健康な)心
ではありませんでした。
チョコレートは、稀ではありますが、アレルギー症状をおこすことがあるそうです。
「チョコレートおよびカカオ主原料食品には、チラミンと呼ばれる血管浮腫物質が含まれており、これ
に起因するとされている。 また、カカオにはニッケルも含まれている為、これに対してアレルギー体質
を持つ人は症状が出る。 症状は、下痢、嘔吐、鼻血、腹痛、痙攣など様々である。
アナフィラキシーショックを起こす場合もあり、死亡例もある為、症状のある人へのふざけ半分での対応
は注意が必要である。また、今までチョコレートを食べても何の症状も出ていなかった人でも、ある日突
然にアレルギー症状が出ることもある。」 『ウィキペディア(Wikipedia)』 より。
彼の食べたチョコレート、その他の食べ物、又は薬、当時の彼の心理的状態と性格。これらが絡み合っ
て幼児殺害という犯罪がおこったことが医学的に(科学的に)明らかにされれば、この種の犯罪への対処
法にもなりえるでしょう。
チョコレートべた誉めの本「チョコレートの凄い効能」 医学博士 板倉弘重著 1998年 を
今読み始めました。チョコレート(カカオ豆)も南米原産の、強い生理活性作用を持つ「薬物」である
わけです。「チョコレートからヘロインまで」という書物もあります。