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(回答先: 「段ボール箱は朝、捨てた」=カルロス容疑者を追及へ−小1女児殺害で広島県警(時事通信) - 11月30日21時1分更新 投稿者 まさちゃん 日時 2005 年 11 月 30 日 21:44:00)
一昔前の事件だが、東電OL殺人事件というのがある。あった、といえないのは被告人のパキスタン人ゴビンダ氏が冤罪を主張して上告中(?)だからだ。この事件、偶然が重なって生じた状況証拠から、彼が犯人と強く疑われたのだった。
今度の事件でも、報道される状況証拠からは、「彼」が犯人らしい。多分そうだろう。しかし、かすかな疑問がある。まず、問題のダンボール箱だが、彼が捨てた7時半からごみ収集車が来る9時ころまでに誰かが持っていったのかもしれない。次に彼が被害者の女児と1時半ころにしゃがんで話しをしていたことが目撃されているが、彼は顔を隠していたとされており、彼だったかは断言できない。さらに、当日のアリバイだが、彼があるといっても、彼は嘘つきだから信用できないとされている。しかし、「弱者」はとかく嘘をつくものである(TVに出るコメンテータ諸氏は社会的勝者だろうから、弱者の心が理解できない)。最後に、当局自慢のDNA鑑定だが、証拠能力にはなお疑問があるとされている。
なお、殺害の動機が不明だ。性犯罪ならば、顔を見らたとして殺害することがある。こんどの事件が、性犯罪かどうか確かな報道がないが、どうなのか。もしも、性犯罪でないとしたら、彼には殺害の同意かがまったく見られないことになる。
疑わしきは罰せず、被疑者・被告人の段階ではかれはいまだ一市民である、この刑事訴訟法の理念にそった冷静な報道があってもいいはずだが、、。